Alpecin-Fenixのエース、マチュー・ファンデルプールは、シクロクロスの世界チャンピオンをすでに制覇。
東京オリンビックで、金メダルを狙ったけど落車によりリタイヤ。ロード世界選手権でも優勝はない。
そのマチュー・ファンデルプールは、4種目の世界チャンピオンにも興味があるようだ。
その種目とは、グラベル世界選手権。UCIは、今年の9月に、2022年シーズンのグラベルワールドシリーズのレースと世界選手権イベントを作成していることを確認している。
グラベル世界選手権も狙う?
GCNとのインタビューで、グラベル世界選手権への出場を検討しているかどうかを尋ねられたマチュー・ファンデルプールは、ためらうことなく簡単に「はい」と答えている。
マチュー・ファンデルプールは、近年3つの分野でトップ候補になっている。
彼の多様なキャリアには、4度の世界シクロクロスタイトル、2020ロンド・ファン・フラーンデレンでのモニュメント勝利、UCIマウンテンバイクワールドカップでの複数回の優勝など、ワールドツアーでの数々の優勝が含まれている。
彼の多才さと万能の能力は、彼がグラベル世界選手権のスタートラインに立った場合には、一番のお気に入りとなるだろう。
しかし、マチュー・ファンデルプールはグラベルバイクレースをしたことがない。これが唯一のネックとなる。
やはり、経験をしたことのない分野を一発勝負で勝てるほど甘くはない。世界選手権の内容とコースが分かれば当然対策を練ってくるはず。
シクロクロス世界チャンピオンの称号に加えて、グラベルチャンピオンの称号を得る可能性はとても高いといえるだろう。
そうなると、シクロクロス、マウンテンバイク、ロード、グラベルの4つのレースをしないといけなくなるので、ますます忙しくなりそうだ。
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