2024 ツール・ド・ポローニュ第4ステージ 最長ステージを制したのは?

第1ステージに続いて、第3ステージも制したLidl – Trekのティボー・ネイス。

ある評論家はタデイ・ポガチャルに近づくライダーとなるというけど、それにはクライミング能力、タイムトライヤル能力の改善が必要だ。

だが、パンチャーとしての資質は大いにあり、クラシックでの活躍も期待できそう。さて、第4ステージは、ようやくスプリンターの出番となる。

 

第4ステージ　クドバ＝ズドルイ～プルドニク　195.3km

 

前半に山岳はあるけれど、スプリンターチームは頑張って逃げを追うはず。最後はスプリンターによる共演だろう。逃げが頑張っても面白いけど。

 

1. スプリントポイント　Bystrzyca Kłodzka
2. 2級山岳　Przełęcz Jaworowa (7.2 km・4.2%)
3. スプリントポイント　Kamieniec Ząbkowicki
4. スプリントポイント　Ząbkowice Śląskie
5. スプリントポイント　Otmuchów

 

スタート

ニュートラル走行中。

 

しかし、ニュートラル走行が長い。

 

ようやくオフィシャルスタート。

 

すぐに、山岳賞のミハウ・パウタがアタック。

 

3人が逃げている。

1. シュモン・サイノク　Q36.5 Pro Cycling Team
2. ミハウ・パウタ　Poland
3. マルシン・ブジンスキ　Poland

 

2人の逃げ

すぐに二人となった。

1. シュモン・サイノク　Q36.5 Pro Cycling Team
2. ミハウ・パウタ　Poland

 

残り172.1kmで2分51秒差に。シュモン・サイノクが着用しているのは、アクティブライダーのジャージ。

 

スプリントポイント　Bystrzyca Kłodzka

集団はトレインを組んで、Bahrain Victoriousのマテイ・モホリッチが3位通過。

1. シュモン・サイノク　Q36.5 Pro Cycling Team　3ポイント・3秒
2. ミハウ・パウタ　Poland　2ポイント・2秒
3. マテイ・モホリッチ　Bahrain Victorious　1ポイント・1秒

 

残り129.8kmで、2分15秒差。集団はTeam Jayco AlUlaとSoudal – Quick Stepが引いている。

 

2級山岳　Przełęcz Jaworowa (7.2 km・4.2%)

この上りをあがると、あとは下りと平坦だけとなる。

 

シュモン・サイノクが切れてしまう。

 

ミハウ・パウタがトップ通過。少し遅れてシュモン・サイノクも通過。

 

3番手通過はPolandの二人。

1. ミハウ・パウタ　Poland　5ポイント
2. シュモン・サイノク　Q36.5 Pro Cycling Team　3ポイント
3. カクパー・ジェリク (Poland)  2ポイント
4. BANASZEK Norbert(ポーランド)　1ポイント

 

後方のPolandの二人が追いついた。

 

ここで山岳賞ジャージのミハウ・パウタは、集団に戻っていく。あくまで狙いは山岳賞だ。

 

残り105.3kmで1分13秒差に。

1. シュモン・サイノク　Q36.5 Pro Cycling Team
2. カクパー・ジェリク(Poland) 
   
3. BANASZEK Norbert(ポーランド)　

 

スプリントポイント　Kamieniec Ząbkowicki

先頭通過は、シュモン・サイノク。

1. シュモン・サイノク　Q36.5 Pro Cycling Team　3ポイント
2.  BANASZEK Norbert(ポーランド)　2ポイント
3. カクパー・ジェリク(Poland)  1ポイント

 

サポートカーを挟んで、反対側からカクパー・ジェリクがアタック。

 

単独で行くのは厳しい。

1. カクパー・ジェリク　Poland

 

逃げていた二人は捕まる。

 

スプリントポイント　Ząbkowice Śląskie

観客をあおって通過。

 

2位はマテイ・モホリッチ。

1. カクパー・ジェリク　Poland　3ポイント・3秒
2. マテイ・モホリッチ　Bahrain Victorious　2ポイント・2秒
3. エドアルド・ザンバニ　Bahrain Victorious　1ポイント・1秒

 

ヨナス・ヴィンゲゴーはLidl – Trekのティボー・ネイスと話している。

 

先頭のカクパー・ジェリクは、残り72.1kmで1分14秒差。レースの進行スピードは彼の走りにかかっている。

 

Team Visma | Lease a Bikeは、オラフ・コーイでスプリントを狙う。まだ、チームはレースの集団コントロールに入っていない。

 

先頭のカクパー・ジェリクは、逃げを止めてしまったかな。足を止めている。集団は後ろに見えている。

 

集団は捕まえる気がない。10秒まで迫ったけれど、また25秒に開いている。

 

スプリントポイント　Otmuchów

カクパー・ジェリクは、逃げを再開してスプリントポイントをトップ通過。

 

集団はまたもマテイ・モホリッチが2位通過。

1. カクパー・ジェリク　Poland　3ポイント・3秒
2. マテイ・モホリッチ　Bahrain Victorious　2ポイント・2秒
3. BANASZEK Norbert　(Poland) 1ポイント・1秒

 

集団は先頭付近でも話をしながら乗っている。残り41kmで先頭のカクパー・ジェリクは捕まった。

 

二人がアタック。

1. クリスツ・ニーランズ (Israel – Premier Tech)
2. フレッド・ライト (Bahrain – Victorious)

 

しかし、二人は捕まる。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは、後ろのほうでEF Education-EasyPostのミケル・ヴァルグレンと話している。

 

落車。カレブ・ユアンも下に落ちていたように見えた。

•  Davy Clément (Groupama – FDJ)
•  ヤニス・ヴォワサール (Tudor Pro Cycling Team)
•  キャメロン・ワーフ (INEOS Grenadiers)
•  Peña Jesús David (Team Jayco AlUla)

 

また落車。下に何人か落ちている。

 

道路の左右で落車している。

•  Lienhard Fabian (Groupama – FDJ)
•  Plowright Jensen (Alpecin – Deceuninck)
•  アラン・リウー (Arkéa – B&B Hotels)
•  マイルズ・スコットソン (Arkéa – B&B Hotels)
•  シルヴァン・ディリエ (Alpecin – Deceuninck)

 

残り17.9km。落車なしでゴールに向かって貰いたい。

 

残り13.6km。

 

モトバイクの映像が入らず、ずっとこのまま。

 

 

きた!

 

これは大集団スプリントだ。

 

Cofidisのリードアウトが外れる。

 

残り300mでLidl – Trekが先頭に。マッズ・ピーダスンで狙う。

 

オラフ・コーイがマッズ・ピーダスンに並んだ。

 

 

左からSoudal – Quick Stepのティム・メルリエ、Lidl – Trekのマッズ・ピーダスン、Team Visma | Lease a Bikeのオラフ・コーイ、Decathlon AG2R La Mondiale Teamサム・ベネット。

 

ハンドルを投げた～!

 

勝ったのはオラフ・コーイだ!

 

見事にオラフ・コーイは最長のスプリンターステージを制した。今シーズンの6勝目となった。

 

オラフ・コーイは、レニューイ・ツアーにも参加することになっている。残りのシーズンでどこまで勝利数を積み上げられるだろうか。

 

この差だ。2位はDecathlon AG2R La Mondiale Teamのサム・ベネット。3位はLidl – Trekのマッズ・ピーダスン。オラフ・コーイは一流スプリンターを撃破している。

 

リザルト

ステージ優勝したTeam Visma | Lease a Bikeのオラフ・コーイ

以前ここに参加したときから、すでに素晴らしい思い出があったので、また新たな勝利が加えられてとても嬉しい。いくつかのハードなステージを終えて、今日はチャンスがあると思っていた。

緊張した決勝だったが、最後の1キロは完璧な位置につけていた。今日、チームのために完走できてうれしいよ。

前のステージは、僕らにとって非常に良いものだった。ヨナスとウィルコ・ケルデルマンと共に、我々は総合で素晴らしいポジションにいる。今日はステージ優勝を狙い、成功した。明日はまたスプリントになるかもしれない。それが楽しみだ。

 

第4ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞