ロンド・ファンフラーデレンで270kmのレースを走って追走集団の2番手でゴールしたマチュー・ファンデルプール。
彼は残り60km地点でクラッシュして、左肩を抑えて痛がっていたのに30秒の差をうめて追いついての4位。もし、クラッシュしなかったら、どうだったのか?
そして、規格外なのはロンド・ファンフラーデレンから2日後にステージレースに出場。その開幕レースで勝ってる。
疲れてないの??
ロンド・ファンフラーデレンの追走劇
残り60kmでロンド・ファンフラーデレンではクラッシュ。
マチュー・ファンデルプールは、集団の右側を走っていた。行き場がなくてってプランターをバニーホップ。
ただ、ホイールが引っ掛かったようで、左手を上げてサポートカーを呼ぶ。その時に路面に取られて頭からクラッシュ。スピードは落としてましたが、結構な勢いでこけたので、かなり痛そうに横たわってました。
本人は、ケガがなくて良かった、ラッキーと言ってますが相当な衝撃のはずですけどねえ~。
その後、マチュー・ファンデルプールは時折単独になりながら15キロかけて集団に復帰。復帰するのが凄すぎる。近くにいたチームメイトなんて、すぐにいなくなりましたから。
かなりの足を使ったはずなのに、集団に戻ったらアタックするし~。
集団のもう少し前に位置していたら、
アタックをかけたことも知らなかったと、というような位置にいてはねえ~。サポートカーからの30秒の差というのが、先頭との差なのか、それさえもわからなかったと言ってますから。
それこそ、クラッシュがなかったら歴史が変わっていたかもしれないです。
2日後に優勝するか~??
そして、ロンド・ファンフラーデレンが終わって2日後のフランスでのステージレースに出場。
サーキット・サークル・サルト – ペイ・ド・ラ・ロワール(UCI 2.1レース)の開幕ステージでスプリント勝利。
強力なレイトスプリントでボリス・ヴァレ(ワンティ・ゴバート)とブライアン・コカード(バイタル・コンセプト)を破った。
180kmのステージは、LaChâtaigneraieで始まり、丘陵のサーキットで主に行われました。
🏆 Etape 1⃣ #CircuitSarthe – La Châtaigneraie ➡ La Châtaigneraie : Victoire de Mathieu VAN DER POEL (54 – COC) pic.twitter.com/MWqtgw7YTR
— Circuit Sarthe (@circuitcycliste) 2019年4月9日
サーキット・サークル・サルト – ペイ・ド・ラ・ロワールは、全部で4ステージ。
しかし、この人は落車すると優勝するのか??
ノケレ・コールスでは救急車で運ばれたのに、翌日には次のレースの試走してたっていうし~。
その後、優勝してるし~
クラシックが終わるとオリンピックを目指す!
これが終わるとBrabantse Pijl、そして2週間の間にオランダで最も人気のあるアムステルダム・ゴールドレースに出場します。
- 4/17 ブラバンツ・ペイル
- 4/21 アムステルゴールド
スケジュール過密のために、残念ながらパリ~ルーベは走らない。と、いうか招待されてない。もったいない!
クラシックシーズンが終わると、他のMTBメンバーと共に5月18日のUCIワールドカップでMTBシーズンをスタート。
欧州選手権や世界選手権に出場。コンドレンサーカスチームの年間スケジュールには伊豆MTBコースで行われる東京五輪プレ大会も組み込まれている。
彼がコンドレンサーカスと複数年契約したのも、このように自由に活動するためなのだ。
東京オリンピックも視野に入れており、金メダルを狙う気満々だ。
シクロクロスでは世界チャンピオン! MTBでもオリンピック金メダルを狙う!
まさにバケモノ! 怪物といっていい男だ。
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