ティレーノ〜アドリアティコ第3ステージでは、マチュー・ファンデルプールが見事にスプリント勝利を上げた。
ゼネク・スティバル(Deceuninck – Quick Step)がラスト800mからアタックをかけて、それをワウト・ファンアールトが追う形となった。
感謝したのは、マチュー・ファンデルプールだろう。ワウトが引いてお膳立てをしてくれたようなものだ。
最後に見せたマチュー・ファンデルプールのボーズが変わっていた。腕組みをしてから剣を抜くようなポーズを見せてくれた。
このボーズの意味
実はマチュー・ファンデルプールはモータースポーツの大ファン。
フランスのモーターサイクルレーサーである、ファビオ・クアルタラロ (Fabio Quartararoは、昨年7月にヘレスサーキットでアルダルシアMotoGPを制し、同じボーズでゴールを駆け抜けている。
ファビオ・クアルタラロは、誰のマネをしたのかというと、PSGのスターサッカー選手キリアン・エムバペのマネだと述べている。
まあ、マチュー・ファンデルプールは、勝ったらこのボーズでゴールしようとするのは決めてたんでしょうね。
ポーズが決められるくらい完璧に勝ってしまうのが凄い!
昨日の間違いを修正
この投稿をInstagramで見る
マチュー・ファンデルプールはゴール後のインタビューで次のように述べている。
昨日と同じ過ちを犯したくなかった。ゼネク・スティバルにギャップが生じたときに、ワウトが反応したことは特に幸運だったと思う。
最後のコーナーから完璧に打ち上げられた。フィニッシュは非常に速く、白兵戦だった。私が最長のエンドを持っていることを嬉しく思う。
昨日も勝てた気がした。だからイライラした。
今日、私はそれを修正したかった。フィニッシュから3キロ離れたところで、クラッシュのためにしばらく立ち往生した。
だが、チームはトップグループとのギャップを埋めるために素晴らしい努力をした後、私は勝つことができてとてもうれしい。
ベルギーのクラシックまでこの形を維持できることを願っている。
昨日のステージでは、待ち過ぎたことが敗因だったようだ。
もう少し早く反応していれば、彼より速いスピードが出せるライダーはいないのだから。
これで、第1ステージは、ワウト・ファンアールト、第2ステージはジュリアン・アラフィリップ、そしてマチュー・ファンデルプールと、3人がそれぞれ1勝を上げている。
更に勝利を積み重ねるのは誰となるだろうか?
最後は
コメント