マヌエラ・ファンダシオン(ManuelaFundación)によるMitchelton-Scottの買収はキャンセルされたと報告があった。ライセンスを渡したつもりはないと揉めたから。
だが、これで収まらないのがスペインの財団マヌエラ・ファンダシオン。今度はMitchelton-Scottのワールドツアーライセンスに1000万ユーロを提供するので契約を進めて欲しいと迫っているようだ。
ライセンスに1000万ユーロ
ミッチェルトン・スコットがマヌエラ・ファンダシオンとの契約を破棄した後、実業家のフランシス・ヒュータスはオーストラリアのチームからワールドツアーのライセンスを取得することを諦めていない。
公表されているように、マヌエラ・ファンダシオンはライセンスの所有者であるGreenEDGEではなく、日々の業務を管理しているスイスを拠点とする衛星事業会社New Global Cycling Servicesと交渉した。
そして、2000万ユーロでNew Global Cycling Servicesの買収は成立している。あとなかったものは、チームのワールドツアーライセンスだけ。本人達は当然含まれていると思ってたんでしょうね。
だが、ライセンス所有者はGreenEDGEのゲイリー・ライアン(Gerry Ryan)が持っているので、話がおかしくなってしまう。
現在、マヌエラ・ファンダシオンはGreenEDGEのゲイリー・ライアンに直接連絡して、WorldTourライセンスの引き継ぎも協議しようとしている。
マヌエラ・ファンダシオンはライセンス料に1,000万ユーロを支払い、チームをすぐに引き継ぎ、オーストラリアのチームをスペインのチームに変えたいと考えている。
スペインの投資家は、訴訟が裁判にかけられるのを防ぎたいと考えているようだ。財団自体が10月4日に発足するが、それが実現しないならば他の方法を考えるとも言っている。
まだ、揉めそうだが、どんだけ金持ちなんでしょうねえ~。追加で1000万ユーロ払うとか凄いや。
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