ピレネー2日目の第17ステージ。
ついに、総合順位が大きく変わるステージとなってしまった。
つい数日前に、私が予測した通りの大波乱のレースとなりました。
なんだグリッドスタート
グリッドスタートって総合順位順にならんで、ただテープでしきるだけやんけ。
20人ごとに、テープで仕切っただけ。
スタート前にガンを飛ばし合う キンタナとフルーム?
いつも通りのレースに
峠 | 登坂距離 | 最大勾配 |
---|---|---|
1級ペイラギュード峠 | 14.9km | 6.7% |
1級ヴァル・ルーロン・アゼ | 7.4km | 8.3% |
超級サン・ラリー・スラン | 16km | 8.7% |
なんと、二つの1級山岳に超級の峠。
登りと下りしかないですね! 最後は頂上ゴールです。
スタートして、すぐに集団はひとかたまりに。
その前には、スタート直後からアタックした集団はかなりの人数がいました。有名どころの選手は
- リリアン・カルメジャーヌ(フランス、ディレクトエネルジー)
- ラファル・マイカ(ポーランド、ボーラ・ハンスグローエ)
- バウケ・モレマ(オランダ、トレック・セガフレード)
- アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)
- タネル・カンゲルト(エストニア、アスタナ)
- ニコラ・エデ(フランス、コフィディス)
- ジュリアン・アラフィリップ(フランス、クイックステップフロアーズ)
- クリスチャン・デュラセック(クロアチア、バーレーン・メリダ)
- ヘスス・エラーダ(スペイン、モビスター)
そして、いつものごとく山岳賞ジャージのアラル・フィリップが途中で抜け出す。
サガン落車
1級山岳ヴァル・ルーロン・アゼ峠の下りでポイント賞ジャージのサガンが落車してしまいます。
最後まで、走り切りましたがケガの具合が心配ですね。朝起きてスタート出来るか考えるそうです。
モヴィスターのキンタナが途中パンクしてチームメイトのアンドレイ・アマドールからホイールを借りているシーンです。
エースは
というばっかりで見てるだけ~
フルームが遅れる
総合上位の選手が残った集団から、デュムランやログリッチェがアタックを何度も繰り返しました。すると、ついにフルームが遅れてしまったのです。
チームメイトのトーマスには
キンタナが勝利!
レースの行方は、途中前を走っていたバルデルべのアシストも受けたキンタナが最後は、マーティンの追撃を振り切り28秒差で独走勝利!
デュムランとログリッチェのアタック攻撃をしのいだ、トーマスは最後は二人を置き去りにして3位でフニッシュ。ボーナスタイムも獲得してマイヨジョーヌを守り切りました。
順位 | 選手 | タイム |
---|---|---|
1位 | ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ) | 70:34:11 |
2位 | トム・デュムラン(オランダ、サンウェブ) | 0:01:59 |
3位 | クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ) | 0:02:31 |
4位 | プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ロットNLユンボ) | 0:02:47 |
5位 | ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) | 0:03:30 |
最後のゴールに向けての死闘が見れます。
その他のダイジェスト版の見かたは以下で記事にしています。
まとめ
フルームにまさかのバットデーがこのステージに当たるとは~。
残すは、第19ステージの山岳か、第20ステージのタイムトライヤルしか逆転のチャンスはなくなりました。
第18ステージ | トリ=シュル=バイーズ ~ ポー 171km | スプリンター向け |
第19ステージ | ルルド ~ ラランス 200.5km | 山岳ステージ |
第20ステージ | サン=ペ=シュル=ニヴェル ~ エスプレット 31km | 個人タイムトライアル |
第21ステージ | ウイユ ~ パリ・シャン=ゼリゼ 103km | 最終ステージ |
今年のツールなかなか面白いですね!
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