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フルームはツール5勝目なるのか? 残りステージで逆転は可能か

Photo credit: joménager on VisualHunt.com / CC BY-NC-ND ブログ
Photo credit: joménager on VisualHunt.com / CC BY-NC-ND

ツール・ド・フランスもついに15ステージまで終了しました。

残るのは、16ステージから21ステージまでの5レースのみ。

現在1位は、チームスカイのゲラント・トーマス。第2位は同じくチームスカイのクリス・フルーム。その差は、1分39秒です。

残りステージで逆転出来るのか、皆さんはどう思いますか?

 

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15ステージ終了時点

15ステージ終了時点の各賞です。

サガンのポイント賞は2位のアレクサンドル・クリストフの170ポイントを大きく引き離し452ポイント。これはもう確定といってもいいかも。

問題のマイヨジョーヌはゲラント・トーマスが2位のフルームに対して1分39秒ものリードを奪っています。

 

この1分39秒の差は、どのステージでついたのでしょうか?

第11ステージ

まず第11ステージのアルプス2日目のレースで大きく動きました。それまで、マイヨジョーヌを第3ステージのチームタイムトライヤルから守っていたグレッグ・ヴァンアーヴェルマート(ベルギー、BMCレーシング)から、ついにトーマスが奪いました。

まず、ここでステージ優勝を飾ったトーマスが1分25秒フルームから上回っています。

第11ステージ終了時点
選手タイム差
1位  ゲラント・トーマス(チームスカイ)44:06:16
2位  クリス・フルーム(チームスカイ)0:01:25

 

第12ステージ

続く、アルプス3日目の第12ステージで二日連続でゲラント・トーマスがステージ優勝を飾った。

フルームは4秒遅れてゴール。

トーマスには、1位でゴールしたボーナスタイムが10秒加算されました。これで合計14秒のタイム差がフルームに対してつきました。

第12ステージ終了時点
選手タイム差
1位  ゲラント・トーマス(チームスカイ)49:24:43
2位  クリス・フルーム(チームスカイ)0:01:39

 

 

ボーナスタイムとは
タイムトライアルを除く全ステージのフィニッシュラインを上位通過した3名に、それぞれ10秒、6秒、4秒のボーナスタイムが与えられる。

 

ここまでのタイム差

フルームの遅れ

実は、第1ステージでフルームは落車の影響により、トップから51秒遅れでゴールしています。

この落車がのちのちのタイム差として大きくのしかかってきます。

 

ゲラント・トーマス

それに対して、トーマスは第2ステージではやくも15秒差の第7位。第3ステージのタイムトライヤルの時点では3秒差の第2位に位置していたのです。

その後もあぶなげない走りで常に2位には位置していたので、山岳ステージに入ってマイヨジョーヌを手にするのは時間の問題だったともいえます。

 

ゲラン・トーマス選手について

ここで、残りステージでの逆転を考える前にゲラン・トーマス選手について紹介します。

本名Geraint Howell Thomas
ゲライント・ハウエル・トーマス
愛称クレイジーG
生年月日1986年5月25日(32歳)
国籍ウェールズの旗 ウェールズ
イギリスの旗 イギリス
身長183cm
体重71kg
所属チームスカイ
分野ロードレース&トラックレース
役割選手
特徴タイムトライアルスペシャリスト
プロ所属チーム
2006
2007–2009
2010–
リサイクリング
バルロワールド
チーム・スカイ
主要レース勝利
Gold medal.svg オリンピック

団体追抜 2008、2012

Jersey rainbow.svg 世界選手権

団体追抜 2007-2008、2012

クリテリウム・デュ・ドーフィネ 2018
ツール・ド・フランス 区間通算3勝
コモンウェルスゲームズ・ロードレース 2014
E3 ・ハレルベーク 2015
バイエルン一周 2011
パリ~ニース 2016
イギリスの旗 イギリス選手権
個人ロード 2010
タイムトライアル 2018

参照 ウィッキぺディアより

トラックレースでは、2012年の世界選手権で世界記録で優勝するほどのスーパーな選手。

石畳みのレースもツールに向けて練習しており、タイムトライヤルも強い。山岳もこなす。

チームスカイに2010年からいますが、他チームであれば間違いなくエースの選手です。

チームのフルーム中心の運営に嫌気がさしているようで、来年は、移籍するでしょうね。

すでに、オファーは殺到しているようです。

フルームとはバルロワールドの頃から一緒のチームメイトなので二人の関係は良好のようです。

 

 

残りステージを考える

photo by frank chenal

photo by frank chenal

残りステージは、6ステージありますが、最終ステージはお祭りで総合はすでに前日までに決まっています。

第18ステージはスプリンター向けのステージで平坦基調のために総合争いには関係ないステージといえます。

つまり、総合順位が決まるステージはあと4ステージしかないのです。

残りステージ
ステージ場所・距離内容
第16ステージカルカッソンヌ ~ バニェール=ド=リュション 218kmピレネー第1日目
第17ステージバニェール=ド=リュション ~ サン=ラリー=スラン 65kmピレネー第2日目
第18ステージトリ=シュル=バイーズ ~ ポー 171kmスプリンター向け
第19ステージルルド ~ ラランス 200.5km山岳ステージ
第20ステージサン=ペ=シュル=ニヴェル ~ エスプレット 31km個人タイムトライアル
第21ステージウイユ ~ パリ・シャン=ゼリゼ 103km最終ステージ

 

注目の第17ステージ

65キロという1988年第16ステージの38km以来となる最短ステージとなります。

何故、65キロなのか。

とても面白い仕掛けがあるからです。

今ツール最大のポイントとなるのではないでしょうか

 

コース内容

第17ステージの峠
登坂距離最大勾配
1級ペイラギュード峠14.9km6.7%
1級ヴァル・ルーロン・アゼ7.4km8.3%
超級サン・ラリー・スラン16km8.7%

なんと、二つの1級山岳に超級の峠。

map aso

登りと下りしかないですね! 最後は頂上ゴールです。

 

グループ別出走

このレースだけグループ別に出走するのです。

とても見る側にとっては面白いレースとなりそうです!

  1. プロトンが総合順位で5つのグループに分けられる。
  2. 総合上位20の選手がローリングスタートなしで出走開始。
  3. その後も第2グループ、第3グループ……と小さな集団ごとに出走。

 

グリッドスタートでした。なんと総合順位の順番にならんでテープで仕切っただけ。すぐに皆一緒になってアシストが前に来ました。これでは並んだ意味ないんじゃないの??

https://www.letour.fr/en/stage-17/image-gallery

アシストなし

チームのアシストで総合上位にいる選手なんて中々いません。つまり総合上位選手たちは、アシストなしで戦わないといけないのです。

(訂正2018.7.26   グリッドスタートでしたがすぐに集団は一緒になりました。)

 

ここでフルームとトーマスはどう戦うのでしょうか?  どちらが先にアタックをかけても総合上位選手は、追わないといけないので見ものですよね。
第17ステージ。最後の超級に向けて足をけずりあい、頂上ゴールで勝負は決まる!   のでは??

 

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まとめ

第20ステージの個人タイムトライヤルは31キロ。トーマスは平地系のタイムトライヤルは昨年のツール・ド・フランス プロローグでも優勝しているとおりスペシャリストです。

ここで、フルームとトーマスの差が1分以上つくことは考えにくいです。

最後になって、面白い展開となってきました。

 

私は、第17ステージで決まるように思いますが皆さんは、どう思いますか?

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