Alpecin-Deceuninckは、故障者リストにジャスパー・フィリップセンのリードアウトを務めるジョナス・リカールトも加えてしまった。
ノケレ・コールスで、エースのジャスパー・フィリップセンは、ゴール手前で少し接触もありティム・メルリエの超ロングスプリントを許してしまう。
このレースを100位で終えたジョナス・リカールトだったが、ゴール後に病院直行となっている。何があったのか?
不運な落車
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ジョナス・リカールトは、チームメイトのセンヌ・レイセンに背中を押されてかえってきた。
では、何故そうなったのか?
ゴール手間で、Alpecin-Deceuninckはトレインを組んでジャスパー・フィリップセンをリード。
ここで、ジョナス・リカールトは、Israel – Premier Techのパスカル・アッカーマンと、Soudal – Quick Stepのティム・メルリエとともに接触。
この落車では4人が被害に。
- ジョナス・リカールト (Alpecin – Deceuninck)
- ボーイ・ファンポッペル (Intermarché – Wanty)
- マディス・ミケルス (Intermarché – Wanty)
- ヘルベン・タイッセン (Intermarché – Wanty)
検査の結果、ジョナス・リカールトは、右側の鎖骨の位置ずれ骨折、肋骨2本の骨折、右手の深い傷など、身体的損傷は広範囲にわたることが判明した。
ジョナス・リカールトは、ヘレンタル病院で鎖骨の手術を受けている。
Alpecin-Deceuninckは、貴重なリードアウト役を長期間失うことになる。現在チームの故障者リストは
- カーデン・グローブス 膝痛
- ミヒャエル・ゴグル
- シルヴァン・ディリエ 病気でパリ~ニースリタイヤ
セーアン・クラーウアナスンも故障者リストに入っていたけれど、ミラノ~サンレモに出場することになっている。
これに、ジョナス・リカールトも加わってしまう。
キム・ハイドック INEOS Grenadiers
残り25kmのカーブで INEOS Grenadiersのキム・ハイドックが先頭で滑ってしまった。
キム・ハイドックは放心状態だったが、無傷に見えたのだけど。
しかし、 INEOS Grenadiersの投稿によると、検査の結果、鎖骨と肘を骨折していることが判明しましたとある。
残念ながら、春のクラシック出場はなくなってしまった。
こちらも危なかったシーン。少し横切るのが遅れたら、大惨事になっていた。
Lidl – Trekのダン・フール
ダン・フールは、先頭を走る INEOS Grenadiersのキム・ハイドックの後ろを走っていたが、同じように道路下の側溝までダイブしてしまった。
ダン・フールは激しく、のり面に打ち付けた様子が見られた。
病院で、数回CTスキャンを受けたが、骨折はない。これは不幸中の幸いだ。
このレースでは多くの落車があった。ケガをすると走れないので、プロは仕事とはいえ大変だ。
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