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Israel – Premier Techがついに陥落 チームはどうなる?

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Photo credit: Ronan Caroff on VisualHunt.com
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まあ、やっぱりか~、というニュース。

 Israel – Premier Tech(IPT)が、2025年10月6日付でチームの将来に関する重要な声明を発表。

その内容は、現在の「イスラエル」というアイデンティティから離れ、チームを改名・リブランドするという現実的な解決策となった。

 

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イスラエルの文字は消える

 

声明によると、この大きな決断は、長年のパートナー、スタッフ、そして最も重要なライダーたちへの強いコミットメントを維持し、チームの未来を確保するためには不可欠な一歩だとされている。

チームは、設立から11年間でツール・ド・フランスのステージ優勝という歓喜から、降格の苦難、そしてワールドツアーへの復帰という浮き沈みを経験してきた。

その中で培ってきたチームカルチャーこそが最大の強みだと語っている。

しかし、この難局を乗り越え、さらなる発展を遂げるためには「進歩にはしばしば犠牲が伴う」として、大きなアイデンティティの変更という道を選んだ。

チームオーナーのシルヴァン・アダムス氏は、2026年シーズンに向けて日常的なチーム運営への関与から一歩退き、今後はチームを代表して発言しないことを明らかにした。

 

今後は世界ユダヤ人会議イスラエル支部の議長としての役割に注力するとのこと。

チームは大きな転換期を迎えるが、一つ変わらないことがある。それは、世界中からサイクリングの才能を育成するという設立当初からの目標だ。

奇しくも、イスラエル出身のオデッド・コグートがチームユニフォームを着用してCROレースの最終ステージを飾っている。チームがなければ彼のプロ選手としての活躍もなかったかもしれない。

この数週間も変わらぬサポートを送ってくれたファンへの感謝を述べて、声明は締めくくられている。

新しいチーム名などはこれから発表となる。なお、Israel – Premier Techはイタリアのワンデーレースからは撤退したけれど、イル・ロンバルディアの出場に関してはまだ決めていない。

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