2024 イツリア・バスクカントリー第5ステージ　この大会は呪われている

第4ステージでは、ヨナス・ヴィンゲゴー、レムコ・エヴェネプール、プリモッシュ・ログリッチが落車してリタイヤという最悪の結果に。

 

ツール・ド・フランスを狙う3人は、リハビリに集中しなければならなくなった。残りステージは2ステージ。総合争いも、違う展開となってしまう。

 

第5ステージ　ビトリア～ガステイス～アモレビエタ～エチャノ175.9km

 

前半は逃げが頑張るコース。総合勢の決戦は最後の2周回のローカルサーキットで勝負となる。短いけれど、クライマーが抜け出すには十分な勾配がある。

 

1. 1級山岳　Urkiola (5.6 km・9.1%)
2. スプリントポイント　Amorebieta-Etxano
3. 3級山岳　Muniketagaina (3.4 km・7.3%)
4. スプリントポイント　Amorebieta-Etxano
5. 3級山岳　Muniketagaina (3.4 km・7.3%)

 

ミケル・ランダが落車

Soudal – Quick Stepのミケル・ランダが落車。これは放送前のことだ。

 

ミケル・ランダは、鎖骨骨折の疑いがあり救急搬送に。レムコ・エヴェネプールに代わるSoudal – Quick Stepのエースまでもがレースを去った。イツリア・バスクカントリーは呪われている。

 

Team Visma | Lease a Bikeのセップ・クスと、UAE Team Emiratesのアイザック・デルトロが二人で逃げていたけど捕まる。

 

残り57.9km。集団からは単発のアタックが頻発。

 

Equipo Kern Pharmaのイバン・コボがアタックを成功させた。

 

後方から何人も追いついてくる。

 

先頭は9人まで増えた。

 

残り50.4km。25秒差に。

 

逃げには、Team Visma | Lease a Bikeからヨハネス・シュトーネ＝ミテットが乗っている。

 

3級山岳　Muniketagaina (3.4 km・7.3%)

集団はLidl – Trekが引く。

 

先頭からAlpecin-Deceuninckのジミー・ヤンセンスがアタック。

 

Bahrain Victoriousのサンティアゴ・ブイトラゴが集団から抜け出して、逃げ集団を抜いていく。

 

サンティアゴ・ブイトラゴがジミー・ヤンセンスに追い付いた。

 

サンティアゴ・ブイトラゴは、そのまま3級山岳をトップでクリアー。

1. サンティアゴ・ブイトラゴ　Bahrain Victorious　3ポイント
2. ジミー・ヤンセンス　Alpecin-Deceuninck　2ポイント
3. ローバン・ベル　Team Visma | Lease a Bike　1ポイント

 

下りで新たな逃げができるか。

 

集団は離れていない。

 

ヨハネス・シュトーネ＝ミテットがまたもアタック。

 

これは単独となるか。

 

ヨハネス・シュトーネ＝ミテットに追走が追いつく。

 

先頭は5人に。

1. ミハウ・クフィアトコフスキ　 INEOS Grenadiers
2. マーク・ドノヴァン 　Q36.5 Pro Cycling Team
3. ヨハネス・シュトーネ＝ミテット　Team Visma | Lease a Bike
4. レミ・ロシャス　Groupama – FDJ
5. イボン・ルイス (Equipo Kern Pharma)

 

残り21.7kmで30秒差を稼ぎ出す。

 

3級山岳　Muniketagaina (3.4 km・7.3%)

先頭は、最後の3級山岳へ。

 

集団はUAE Team Emiratesが引く。

 

UAE Team Emiratesは、フアン・アユソーの逆転を狙っている。

 

先頭がばらけ始める。

 

先頭はGroupama – FDJのレミ・ロシャスと INEOS Grenadiersのミハウ・クフィアトコフスキに。

 

ミハウ・クフィアトコフスキが切れて、レミ・ロシャス単独に。

 

ミハウ・クフィアトコフスキをちぎれた二人が追う。

 

集団から、UAE Team Emiratesのアイザック・デルトロとTeam dsm-firmenich PostNLのオスカー・オンリーが抜け出して逃げ集団をけん引に。

 

レミ・ロシャスにオスカー・オンリーが追いつく。

 

先頭争いに。

 

マティアス・スケルモースイェンセンをテイオ・ゲイガンハートが先頭でアシスト。

 

テイオ・ゲイガンハート、マティアス・スケルモースイェンセンの後ろは、UAE Team Emirateねブランドン・マクナリティ。

 

オスカー・オンリーがペースをあげる。

 

BORA-hansgroheのマキシミリアン・シャフマンがアタック

 

マキシミリアン・シャフマンも総合を狙える位置にいる。

 

UAE Team Emiratesのアイザック・デルトロがスパート。

 

先頭はアイザック・デルトロ。

 

アイザック・デルトロは2位通過。

1. ヴィクトル・ランゲロッティ　Burgos-BH　3ポイント
2. アイザック・デルトロ　UAE Team Emirates　2ポイント
3. マキシミリアン・シャフマン　BORA-hansgrohe　1ポイント

 

下りをサンティアゴ・ブイトラゴが先頭で下る。

 

サンティアゴ・ブイトラゴが少し抜け出す。

 

 

後ろには、リーダーのマティアス・スケルモースイェンセンもきた。

 

集団は40人ほどか。

 

集団からUAE Team Emiratesのブランドン・マクナリティがアタック!

 

今シーズン好調なブランドン・マクナリティ。

 

いい感じで逃げている。

 

しかし、トンネルを抜けるとブランドン・マクナリティは捕まっており、Equipo Kern Pharmaが単独で攻撃。

 

残り3.6kmだ。

 

残り2.6kkmで逃げは捕まる。

 

残り2.4km。登っている。

 

UAE Team Emiratesが引いて逃げを逃がさない。

 

残り1.3km。BORA-hansgroheが先頭をけん引。

 

残り1kmを切って。またもUAE Team Emiratesのアイザック・デルトロがアタック!

 

しかし、アイザック・デルトロは捕まる。

 

カウンターで INEOS Grenadiersのオマール・フライレがアタック!

 

しかし、オマール・フライレはゴール手前まで逃げている。

 

残り400mを切ってオマール・フライレが捕らえられそうだ。

 

残り200m。オマール・フライレは捕まった。

 

左からGroupama – FDJのロマン・グレゴワール、BORA-hansgroheのマキシミリアン・シャフマンと並ぶ。

 

内側からCaja Rural – Seguros RGAのオールイス・アウラールが上がってくる。

 

ロマン・グレゴワールとマキシミリアン・シャフマンのゴール勝負か。

 

3人が同時にハンドルを投げた!

 

誰も手をあげない。

 

顔を見合わせている。

 

写真判定では、ロマン・グレゴワールの勝利だ。

 

ロマン・グレゴワールは勝利の報告を聞いて大喜びだ。昨シーズン6勝をあげた21歳は、キャリア通算7勝目となった。

2位はCaja Rural – Seguros RGAのオールイス・アウラール、3位はBORA – hansgroheのマキシミリアン・シャフマンとなっている。

 

リザルト

ロマン・グレゴワールのコメント

フィニッシュした後、自分が勝ったことがわからなかった。でも、この勝利は間違いなく重要なものだ。もちろん、とても満足している。

高速ステージでの戦いで、今日は大混乱だった。フィナーレで重要な役割を果たしたのは、チームメイトのクエンティン・パチャーだった。クエンティン・パチャーに理想的な形で連れて行かれた。

 

第5ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞