ジロ・デ・イタリア第15ステージは、スタートからすぐにレースは中断される。
集団中ほどで落車が発生。この時のスピードは追い風もあり時速60km/h。多くのライダーが地面にたたきつけられている。
3人がその場でリタイヤ。18km走ってルーベン・ゲレイロ(EF Education – Nippo)もリタイヤ。そして、トレックのヴィンチェンツォ・ニバリも肋骨を負傷している。
エマヌエル・ブッフマン
📝 REPORT: Sadness on stage 15 of @giroditalia as @EmuBuchmann abandons race after crash in opening kilometres.
Read more here: https://t.co/KIsP5prVdI
📸: Bettini pic.twitter.com/wSSeyhqR0V
— BORA – hansgrohe (@BORAhansgrohe) May 23, 2021
ゾンコランの激坂で13位でゴールし、総合6位に躍進していたエマヌエル・ブッフマン。
骨折はなく、顔と腰に擦り傷があり、下唇の内側に傷がある。ただ、軽度の脳震盪の症状がありレース続行は不可能だった。
チームはエースをうしなってしまうことになる。
ヨス・ファンエムデン
この投稿をInstagramで見る
ユンボ・ヴィズマのヨス・ファンエムデンは重症。5本の肋骨骨折に肺挫傷。
ヨス・ファンエムデムとエドアルド・アッフィニは、現在総合11位のトビアス・フォスを可能な限り成功させるという任務があったが、これも出来なくなる。
チームは、重要なアシストを失うことになる。
ナトナエル・ベルハネ
🇮🇹 #Giro
Quelques nouvelles de @Natnaelb2 après sa chute en début d’étape : il souffrirait d’une luxation acromio claviculaire. On vous donnera plus de nouvelles dès que possible.
📸 @GettySport pic.twitter.com/l4tD3RBVUH
— Team Cofidis (@TeamCOFIDIS) May 23, 2021
ヨス・ファンエムデンと同じ場所でクラッシュしていたナトナエル・ベルハネは深刻な肩の負傷をおっている。
Cofidis, Solutions Créditsによると肩間接の脱臼があるとのことだ。
ナトナエル・ベルハネは集団前方で牽引する姿を毎ステージ見ていた。チームは貴重はアシストを失うことになる。
追記
チームからの報告では鎖骨骨折も判明したとのこと。
ルーベン・ゲレイロ
この投稿をInstagramで見る
EF Education – Nippoのルーベン・ゲレイロは18kmほど走ってリタイヤ。肋骨を痛めている。間違いなくヒビとかは入っているだろう。
ヴィンチェンツォ・ニバリ
この投稿をInstagramで見る
トレックのヴィンチェンツォ・ニバリも落車の被害を受けている。落車後方にいたニバリはブレーキをかけて停止したが、後ろからライダーに突っ込まれたようだ。
肺と胸膜の間の胸腔で出血してアザとなっている。レース続行出来るのかどうかのニュースはまだない。骨折はないが病院で詳細を更に調べている。
ニバリは、手首の骨折から無理して出場しているが、この落車で完走できるのか微妙になるかもしれない。
全体の落車の原因はわかっていないが、誰もが逃げたがっていてスピードが上がっていたのは事実だ。ケガの様子については、チームからの報告があればまた更新したい。
コメント