AVIO POWERSENSEパワーメーターを取り付けるために、左クランクを外す必要がある。
左クランクを外すには、6角レンチ(アーレンキーやヘックスレンチとも言う)とSHIMANO クランク取付工具TL-FC16が必要。
左クランクを外すだけなら簡単なので、やり方をメモ記事に。私も初めてなので初心者編とした。
左クランク取り外し手順
手順を簡単にまとめると
- クランクを止めている2本のボルトを緩める
- クランク取付工具TL-FC16でキャップを外す
- 脱落防止ピンを上にあげる
- 左クランクを抜く
以上の手順となる。
必要な工具は5mmの6角レンチにSHIMANO クランク取付工具TL-FC16が必要。
TL-FC16は数百円で買えるので持っていても良いかも。
今回は、ベダルを外す必要はないので、それは省いてます。
ペダルを外すならば先に外してないと取れなくなるので注意。外そうとしたけど回らなかったというのが本当ですけど(^-^;
2本のボルトを緩める
左右に1本ずつある左クランクを外すボルトを緩める。順ネジになっているので時計と反対周りに回して緩める。完全に抜かなくてもOK。
6角レンチもセットの物を1個持っていると良いかも。
クランクキャップを外す
このキャップはクランクを固定するためではないので、工具を差し込んで指で回せば外れる。
構造は上の図のように簡単。
SHIMANO クランク取付工具TL-FC16でクランクキャップを回すだけ。時計と反対周りに指で回すと取れます。
上が抜いた状態。キャップは取付け工具にさしたままでも良いけど、グリスなどを塗ってから締めたほうが良い。
締める時には、トルクも0.7-1.5Nmという緩い力でOK。
脱落防止ピンを緩める
脱落防止ピンの役目は、左クランクが抜けないようにしている。
真ん中の銀色のピンが噛み込んでいるので、左クランクが抜けないようになっている。形は下のような物。
Shimanoのユーザーズマニュアルの画像がわかりやすい。この脱落防止ピンが重要なのだ。
この脱落防止ビンを緩めるには、下からマイナスドライバーなどの薄い金属で少し持ち上げるとOK。樹脂製なので無理に外すと折れてしまうで注意。
脱落防止ピンの銀色のピンは、クランク受けの穴に噛むようになっている。これで抜けないようになっている訳ですね。
戻す時も、この穴にクランクを合わせてはめてやるだけ。
ここまですると左クランクは外れてくれました。戻す時には逆の手順ですね。
- 左クランクをはめる
- 脱落防止ピンを下ろす
- 軽い力でクランクキャップを締める
- 左クランクの2本のボルトを締める。12-14Nmの力なのでトルクレンチが良い
右クランクは、チェーンを外しておいてクランク軸を押してやるだけで外れます。今回は必要なかったので外さず写真はなし。
左クランクを外すだけならば、割と簡単でした。まあ、クランクを取り換えるとか中々ないので普通はやらないですよね。
片面クランクでバワーメーターを買った場合には、この方法で出来るので自分でやったほうが安上がりだ。
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