Bahrain Victoriousのジーノ・マーダーがブエルタで行っていたチャリティー募金。
自分が上回ったライダーの数一人1ユーロとして環境団体に募金することに。
ジーノ・マーダーは、更に1歩進んで、総合で彼を上回ったライダーごとに10ユーロを追加。この記事を紹介した時には、ジーノ・マーダーは第8ステージを終了して総合17位だった。
それがなんと、最終的には総合5位に新人賞ジャージまで獲得してしまうとは、誰が想像しただろう。
結果的に、寄付額は結構な額に。
総額4529ユーロ 約59万円!
As said in my previous tweet I’ll add 10 Euros for every rider in GC too! (1370)
Donation of 4529 Euros will be done today!
Thanks to all of you who supported me throughout this Vuelta!
Recover and up we go to the next! 😴— Gino Mäder (@maedergino) September 7, 2021
募金額は、本人もびっくりの4529ユーロ(約59万円)にもなってしまった。
この募金を送る慈善団体については、100以上の団体が提案されていて、ツイッターで、「いいね」が最も多くついた団体に募金を送ることになっていた。
一番「いいね」が多くついたのは、今後10年間でアフリカを「再緑化」することを目指す慈善団体Justdiggitに贈られることに。
この団体は、荒廃した土地を再緑化し、植生を取り戻すことによって地球を一緒に冷やすことを目的としている。
これまでに、60,000ヘクタールを復元し、600万本以上の木を植えている。気の遠くなるような活動だけど、少しずつでもやらないと手遅れになってしまう。
ジーノ・マーダーは飛躍
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2020ブエルタでも総合20位に入っていたが、まさか総合5位になるとは誰も想像してなかっただろう。
しかも、ミケル・ランダがリタイヤしてからは、ジャック・ヘイグを献身的にアシストしての順位だから素晴らしい。
最後は、イネオスのクーデターによって、漁夫の利を得た感じもある。だが、山岳ステージではコンスタントに10位以内をキープしてゴールする当たりは如何に強いかを感じさせる。
来年から、小さなステージではリーダーを任されるだろう。ひょっとするとグランツールのリーダーだって可能ではないかな。
来シーズンの更なる飛躍に期待したい。
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