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Trek-SegafredoがTeam Jumbo-Vismaのクライマー アントワン・トールクを引き抜く

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Photo credit: tds1933 on VisualHunt
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Team Jumbo-Vismaのクライマー、アントワン・トールクがTrek-Segafredoに移籍だ。

5年間Team Jumbo-Vismaで過ごしたが、今年はどのグランドツアーにも出場出来なかった。年々チーム内セレクトも厳しくなっており、出場機会も減っている。

Trek-Segafredoに移籍して、グランドツールでのステージ優勝を目指すことになるだろう。

 

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2年契約

 

アントワン・トールクの経歴は少し変わっている。彼はオランダで盛んなアイススケートの出身。

2014年に自転車に絞るまでは、スケートの補助トレーニングとして自転車に乗っていただけだった。

自転車に乗って2年半だったので、経験が少ない。そのため、2015年に、Rabobank Development Teamで走る。ラボバンクの開発チームだ。

8月1日から、Tinkoff – Saxoのスタジェール(テスト生)として参加。この時に、現在Trek-Segafredoのディレクターである、スティーブン・デジョンと一緒に仕事している。

 

Photo credit: Ronan Caroff on Visualhunt.com

 

スティーブン・デジョンの働きで、2016年、Roompot – Oranje Pelotonに所属。この年、ツール・ド・スイスで山岳賞を取ってしまう。上の写真だ。2位のエガン・ベルナルに17秒の差をつけて逃げ切っている。

こうして、2017年からTeam LottoNL-Jumboで5年間走ることになった。

全てのグランツールに出場しており、2019年ツール・ド・スイス第6ステージでプロ初勝利をあげている。

Team Jumbo-Vismaでは、活躍の場が限られるが、Trek-Segafredoに移籍すれば、もう少し自由な立場で走れるだろう。

ヴィンチェンツォ・ニバリはアスタナに移籍すると言われており、チームとしては、ジュリオ・チッコーネを支える山岳アシストを希望していた。

アントワン・トールクならば、2022年からまたグランツールのメンバーとして出場出来るようになるはずだ。

来シーズンは、山岳でアタックをかけているアントワン・トールクの姿を期待しよう。

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