噂通り、ヤコブ・マレツコがAlpecin-Fenixへの移籍だ。
メインスポンサーがスボンサーから降りることからプロチームとして活動することが困難となりそうになっているVini Zabuからの脱出となる。
2年契約
📢 Jakub Mareczko has signed a 2-year contract with #AlpecinFenix!
🗣️ “The team is specialized in sprints & one-day races and do great lead-outs. I’m convinced it’s a good choice for me to come here. I’m curious to find out how well I can do sprinting in the Alpecin-Fenix kit.” pic.twitter.com/vvSPxgbq7U
— Alpecin-Fenix Cycling Team (@AlpecinFenix) December 5, 2021
ヤコブ・マレッコはポーランドで生まれたが、5歳のときに家族と一緒にイタリアに移住したため、二重国籍を持っている。
2015年Southeastでプロデビューをしているが、その年だけで実に9勝を上げる活躍をみせる。
2015 Tour of Taihu Lake (2.1)では、9ステージ中7勝を上げるというスーパーな走りを見せた。このステージレースでは通算18勝をあげている。
実に中国のレースだけで31勝もあげているアジア圏で強いスプリンターだ。
2019年にWilier Triestina – Selle ItaliaからCCC Teamに昇格した年には未勝利。2020年にはTour de Hongrie (2.1)でハットトリックを達成。一気に3連続ステージ優勝をあげた。
CCC Teamの解散に伴い、イタリアのプロチームVini Zabùに移籍。
今年もコッピ・バルタリ第1ステージで勝利しており、Trofej Umag – Umag Trophy (1.2)でも優勝している。
ワールドツアーでの勝利は全くないが、Alpecin-Fenixに移籍して活躍出来るのか注目される。
チームには、スプリンターとして、ジャスパー・フィリップセン、ティム・メルリエとマチュー・ファンデルプールもいる。
どのようなレースで起用されるかで、狙うべきレースも変わってくるだろう。スプリントトレインの一人ということはないと思うけど。
チームに勝利をプレゼント出来るか見ておきたい。
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