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Bahrain Victoriousのジーノ・マーダーが2021ブエルタで自分が上回ったライダー数をチャリティー募金に

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Photo by Tim Marshall on Unsplash
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Bahrain Victoriousのジーノ・マーダーが面白い試みをしている。

2021ブエルタで、自分が上回ったライダーの数を一人1ユーロとして環境団体に募金する。ジーノ・マーダーは第8ステージを終了して総合17位。

山岳が得意なジーノ・マーダーは、これまでステージ16位が最高。後半になり、山岳ステージが増えてくると募金額も増えていきそうだ。

 

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最終ステージまで続く

 

ジーノ・マーダーはツイッターで

各ステージで私が勝ったライダー1人につき1ユーロを環境保護団体に寄付します。

このお金の行き先を決めるために、コメント欄に最適な投資先を書いてください。3週間後に「いいね!」が最も多かったコメントが選ばれます。

とツイートしている。

 

ジーノ・マーダーは2021年にNTT Pro cyclingからBahrain Victoriousに移籍。

パリ~ニースでプロ初のワールドツアーレースで優勝というチャンスをログリッチに抜かれて逃がしている。泣きそうになったと。

 

だが、ジロ・デ・イタリアでついにワールドツアー初勝利をあげる。この時には、ログリッチに抜かれてことを思い出しながら、走ったと言う。

 

 

続く、ツール・ド・スイス最終ステージでも勝利をあげている。

 

2020ブエルタも総合20位となっており、山岳が得意なライダーだ。

 

募金を送る慈善団体については、100以上の団体が提案されている。ツイッターで、「いいね」が最も多くついた団体に募金を送る。

第8ステージを終わって、ジーノ・マーダーの募金額は1171ユーロ(約15万円)。これから山岳ステージで上位入賞を繰り返せば、かなりの金額になりそうだ。

 

ランダを信じる

 

ジーノ・マーダーは、2021ジロにも出場。ミケル・ランダが落車して大けがを負ったあとにステージ優勝している。

今回もブエルタでミケル・ランダを助ける。だが、ランダは得意の登りで遅れており、1分42秒遅れの総合12位まで落ちている。

 

ジーノ・マーダーは

ここに、ミケルがいる限り、彼が私達の最優先事項だ。全ては一人のために、最後のエネルギーの一滴まで彼に奉げる。

 

ただ、総合順位ではジャック・ヘイグが総合7位まで上がっている。第9ステージの山岳を終わると再評価されるだろう。

それでも、ジーノ・マーダーの役割は変わらない。ステージ優勝を狙うチャンスも与えられないだろうけど、それが仕事だ。

後半の山岳ステージでは、アシストしながらも上位に入ることだろう。

 

 

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