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2024 ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージ リチャル・カラパスの転倒でイエローカード4枚

海外情報
Photo credit: Peter J Dean on VisualHunt.com
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残り92kmの地点で、EF Education-EasyPostのリチャル・カラパスは集団先頭にいたのに落車。

原因は、リチャル・カラパスが抜け出そうとするライダーに追従しようとした時に、Decathlon AG2R La Mondiale Teamのライダーに当たって落車したためだ。

ベン・オコナーのチームは、逃げを容認するために全員で集団の前を固めていた。

この行為に対して、UCIはイエローカードを出している。

 

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リチャル・カラパスは転倒でチャンスを失う

EF Education-EasyPostのGM ジョナサン・ヴォーターズがテレビを撮影したもの

 

上空からの映像では、ちょうど木の影に隠れて、Decathlon AG2R La Mondiale Teamのヴィクトル・ラフェがリチャル・カラパスのほうにわざと寄ったのかは良くわからない。

リチャル・カラパスは路肩走行して前に出ようとした訳でもない。ただ、当たらない限りは落車することなどない。

 

陪審員の報告では

  • ヴィクトル・ラフェ、ブルーノ・アルミライル、ジョフリー・ブシャールがイエローカード
  • スポーツディレクターのシリル・デッセルもイエローカード
  • ヴィクトル・ラフェはポイント部門で1ポイント減点、山岳部門で6ポイント減点、一般部門で10秒のペナルティ、500スイスフランの罰金
  • スポーツディレクターのシリル・デッセルは1,000スイスフランの罰金

陪審報告書によると、ペナルティの理由は「他のライダーや車両の動きを妨げたり遅らせたりするためのライダーによる妨害」だとしている。

集団の前でフタをすることはあるけれど、今回はぶつかって転倒したから問題となっている。

 

EF Education-EasyPostのジョナサン・ヴォーターズはXの投稿で、

あれは、非常に意地悪だった。サイクリングで事故は起こる。それは誰もが知っている。荒っぽいスポーツだ。しかし、これは事故ではない。

 

前に行こうするライダーを故意に邪魔してはいけない。単なる妨害行為だ。リチャル・カラパスは、転倒のために逃げに入ることはできなかった。

さらに、プリモッシュ・ログリッチのアタックについていけず、彼から15秒遅れでゴール。総合ではエンリク・マスに抜かれて4位に落ちてしまった。

リチャル・カラパスが逃げに入れていたら、また面白い展開となっていたのに残念。EF Education-EasyPostのジョナサン・ヴォーターズが怒るのも無理はない。

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