ENVEは、通常のSSEシリーズと比較して1000ポンド安価な価格で、ENVE 45・65 Foundation Collectionを発表した。
米国ユタ州オグデンで、すべてのリムを社内で製造するパフォーマンスホイールブランドであるEnveは、高い評価を得ている製品を低価格で提供することを目的として開発。
ENVEはその革新性と評判を誇りに思っているが、そのハンドメイド製品は価格が高く、ほとんどのライダーにとって事実上手が届かないものだった。
この問題に対処するために、Enveは3つの新しいホイールセットを備えた ‘Foundation Collection‘を発表。ロードライダー用に2つ、マウンテンバイクセット用に1つ、小売価格はいずれも1600ドル(約17万円)となっている。
ENVE 45・65 Foundation Collection
ENVE 45・65 Foundation Collectionの特徴を簡単にまとめると
45シリーズと65シリーズのFoundation Collectionホイールセットはどちらも21mmの幅広い内部リムプロファイルを備えている。
より幅広いタイヤへのトレンドの恩恵を受けることができるように設計されている。リム形状は空力原理を念頭に置いて巧みに設計されており、25Cまたは28Cタイヤで最適に走行するように形作られた。
25mmチューブレスタイヤに最適化
Foundation Collection45および65は、25mm(ラベル付き)チューブレスロードタイヤと組み合わせると最も効率的となる。
より大きな28mmタイヤを走らせたいライダーにとって、リムの形状の効率によって空力損失が最小限に抑えられ、より大きなボリュームのタイヤから得られるローリング効率によって損失が容易に回復すると言う。
21mmの内部リム幅とフックレスビードプロファイルを特徴とし、最適なタイヤ空気圧を達成するのを支援するタイヤ空気圧チャートとタイヤ互換性チャートを用意している。
Foundation Collection45および65には、Enveの特許申請中のWide Hookless Beadテクノロジーも採用されている。
このテクノロジーは、リムの各リーディングエッジの広い表面として定義される。大きく丸みを帯びたリムは、衝撃靭性を高めパンク防止に役立つ。
Foundation Road Hubは、プレミアムグレードの完全密閉NTNスチールベアリングを備えている。
Enveのプレミアムハブ製品と同じ内部構造を使用しているが、ハブシェルが簡素化されており、メンテナンスフリーとなっている。
風洞実験により最適化
- 青いライン ENVE45
- ピンクのライン ENVE65
ENVE45・65ホイールは、メルセデスベンツF1風洞でテストおよび開発され、クラス最高の実世界の空力性能を実現した。
ホイールを48km/hのエリート速度でのみテストする他のホイールブランドとは異なり、ENVEは32km/hから48km/hの範囲の複数の速度でインフレームのホイールを開発してテストしている。
48km/hで走り続けることが出来るのは一部のエリートライダーだけですからね。
このテストは時間と費用がかかるが、ENVE 45・65があらゆる能力のライダーにパフォーマンス上の利点を提供することを保証している。
ENVEのこれまでのSSEシリーズと遜色ないパフォーマンスを発揮しているのは凄い。コストパフォーマンスはとても高いと言える。他社ホイールとの比較も欲しいところですね。
ENVEでは生涯保証を導入しており、破損しても交換してくれるので安心だ。
私もENVEを使ってますが、少々の段差とかでリム打ちとかはないですね。私のENVEはリムブレーキ対応で1100gしかないですが、とてつもなく硬いです。
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