Factorは、ブランド初のグラベルバイクであるFactor LSを発表した。
Factorのカーボンファイバー設計の経験を活かしたFactor LSは、最近発売されたFactor Vistaのようなオールテレイン耐久バイクではない。
大きなタイヤクリアランス、汎用性のある十分なマウント、そしてレースに適したジオメトリを備えた、グラベルレースに最適化されたバイクとなっている。
Factor LS
![](https://chan-bike.com/wp-content/uploads/2020/06/Factor_LS_disc_Production__FA012RQBZ_Bike_R45_Black_WG_SRM-1-91bb02b-scaled-1-500x333.jpg)
photo Factor
LSフレームの重量はわずか950gで、Factorはそのカーボンファイバー構造を最適化して印象的な剛性を実現し、パワー伝達を強化することを目的としている。
アグレッシブなグラベルライダーをターゲットにしたFactor LSのフレームジオメトリーは、俊敏なハンドリングダイナミクスに偏っている。
![](https://chan-bike.com/wp-content/uploads/2020/06/Factor-LS-gravel-bike_lightweight-carbon-Factor-Bikes-LS-gravel-race-bike_front-end-500x300.jpg)
photo Factor
Factor LSは700cのみで、幅40-43mmの狭いグラベルタイヤ用に設計されている。標準では40cタイヤを装着しているが、クリアランスは十分に確保されている。
LSには3セットのウォーターボトルボスとトップチューブにBentoマウントとフレームバッグを収納でき、長いレースに必要なものをすべてを持ち運ぶことが可能。
ほとんど水平なトップチューブは、フレームバッグの一部を収納できる十分なスペースを確保している。
![](https://chan-bike.com/wp-content/uploads/2020/06/Factor-LS-gravel-bike_lightweight-carbon-Factor-Bikes-LS-gravel-race-bike_details-1920x960-1-500x250.jpg)
photo Factor
このグラベルバイクは快適性のために27.2mmのラウンドシートポストを採用し、ウェッジスタイルのシートポストクランプをトップチューブの下側からシートチューブウェブにスライドさせる。
シートステーとフォークブレードの裏側にはフェンダーマウントが隠されており、レーストレーニング用のFactor LSの汎用性をさらに高めている。
![](https://chan-bike.com/wp-content/uploads/2020/06/Factor-LS-gravel-bike_lightweight-carbon-Factor-Bikes-LS-gravel-race-bike_brake-details-500x333.jpg)
photo Factor
LSは1xと2xの電子式と機械式の両方に対応しており、取り外し可能なブレイズオン式フロントディレイラーマウントと完全な内部ケーブルルーティングとなっている。
ディスクブレーキのみで、12×100と12×142mmのボルトオンスルーアクスルと140または160mmローター用のフラットマウントブレーキを装備。
![](https://chan-bike.com/wp-content/uploads/2020/06/jQUciMuxB9vKpdpzRhwX56-1024-80-500x281.jpg)
photo Factor
レース志向の砂利バイクと同様に、LSはマッドガード/フェンダーを備えていない。
Factorは、LSフレームセット(フォーク付き)を3,282ドル(約35万円)で販売。
SRAM Force AXS、Black Inc Thirty Wheels、Black Inc Finishing Kitをセットにした完成車は8,670ドル(約92万円)。
サイズオプションは49、52、54、56、58。
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