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元スキーチームメイトのプッシュがログリッチのジロ・デ・イタリア優勝の鍵

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Photo credit: Vegar S Hansen Photography on Visualhunt.com
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プリモッシュ・ログリッチは、第20ステージのモンテ・ルッサリの登りでゲラント・トーマスを劇的なドラマのような展開で逆転した。

チェーン落ちの時には、約20秒のタイムロスがあったと思われる。誰もが、ログリッチを襲うグランツールの悪魔を思い浮かべたはずだ。あ~、またか、終わってしまったと。

しかし、ここからのログリッチのペースは驚異的だった。ログリッチは、この時に後押ししてくれた、元スキージャンプのチームメイトの後押しが本能を呼び覚ませてくれたと語っている。

 

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元チームメイト

 

チェーンを付けて、『押す、押す、押す、押す』とだけ考えた。

幸運にも彼はそこにいてくれた。あまりにも急な坂だったので、自力で再び進むのは困難だった。ありがたいことに、少し幸運が味方してくれた。

彼がそこにいたなんて信じられない。

ふーん。私がまだスキージャンパーだった頃、私たちはいつも同じ部屋だった。2007年にスロベニア代表としてジュニア世界チャンピオンになったとき、彼は4人のうちの1人だった。それは同じ地域で起っている。

信じられないことだよね?

 

 

プリモッシュ・ログリッチを助けたミーチャ・メジュナル(Mitja Mežnar)氏は、後にスロベニアのラジオで、ログリッチをサプライズアシストしたことを語っている。

第20ステージのスタート地点となったタルヴィージオは、16年前のスキージャンプ世界選手権で二人が競いあった場所でもある。

 

それは完全に無意識だった。彼が地面にいてバイクを持っているのを見たとき、私はショックを受けた。

しかし、その後私は完全に本能的に反応し、戦いを続けるためにできるだけ早く彼を戻そうとした。すべての展開は非常に迅速だった。

 

彼の後押しがなければ、もっとタイムロスしていたのは間違いない。急こう配で一人で走りだすのが、どれほど難しいかは皆さんも経験があるはずだ。

ただ、一人だけここにいたことだけでも奇跡だが、それが元スキー仲間でチームメイトだったというのも凄いめぐり合わせだ。

だれも描けないストーリーだ。

 

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