2020年のドイツロード王者で2021年までAlpecin-Fenixで走っていたマンセル・マイセン。
2025 シクロクロス世界選手権で引退と思われていたけれど、2026 シクロクロスドイツ選手権に出場して10度目の王者となった。
2025年シーズンはロードもグラベルレースも走ってなかったのだけど。2025-2026 X²Oバドカマートロフェー第4戦ホフスターデのあと開催されたTurbo Crossには元プロとして出場。これは、手を抜いて走ったと。
37歳にしてドイツ王者となったマンセル・マイセンだが完全復帰とはならないようだ。
このジャージを着てキャリアを終えられる。最高だよ
Het gekke verhaal achter de 10e Duitse titel van @m_meisen, die in vorig jaar eigenlijk al was gestopt als crosser.
“In de Turbo Cross van @AverageRob heb ik me duidelijk ingehouden”
https://www.wielerflits.nl/nieuws/in-de-turbo-cross-heb-ik-me-ingehouden-gestopte-marcel-meisen-doet-verhaal-na-10e-duitse-titel/— Niels Bastiaens (@NielsBastiaens) January 16, 2026
最後と決めたレースで、若き才能ルーカス・ヘルマンとの一騎打ちを制し、ジャージを着たまま表彰台の頂点で別れを告げる。
まるで映画のような有終の美となったが、その裏にはベテランらしいしたたかな計算(エネルギーの温存)があった。
10度目のタイトル獲得、おめでとうございます。素晴らしいレースでした。
ありがとう。信じられない気分だよ。 スタート前は、正直なところ表彰台に乗れれば御の字だと思っていたんだ。でも、レースが進むにつれて脚の調子がすごく良いことに気づいた。「これならいけるかもしれない」とね。
ルーカス・ヘルマンとの激しい一騎打ちになりましたね。
ああ、彼は強かった。彼を振り切るのは簡単じゃなかったよ。 最後は経験の差が出たのかもしれないね。僕はミスをしないように集中し、彼がミスをするのを待った。そしてその瞬間を見逃さずにアタックしたんだ。
この冬、一度だけクロスカントリーで君を見たことがあるよ。ターボクロスで、ダウンヒラーのマーティン・マースと元プロのバート・デ・バッカーが君より先に走ってたんだ。ちょっと理解に苦しむね。
(笑)スタートラインに立った唯一の真のシクロクロススペシャリストは私だけだった。はっきり言って、私自身そこで走ろうと主張したわけではないんだ。
ドイツの企業から、そこでビデオを撮影したいとの依頼を受けた。彼らはドイツのチャンピオンを連れてくるのが面白いと思ったんだろうね。私はそれを一種のショーイベントと捉え、明らかに自制した。
観客の皆さんにもワクワクして見ていただけるようにね。チャンピオンシップと比べて、平均心拍数が40も違うんだ。
10回目のタイトル獲得で、あなたにとって一つの区切りとなったのでしょうか?
それは素晴らしいことだが、私のキャリアにとって大きな変化はない。これは決してカムバックではないことをお伝えしておきたい。これは一度きりの、純粋に楽しむための挑戦だった。
ただし、来年も挑戦するかどうかは分からない。今でもこの競技を楽しんでいることに気づいたが、プレッシャーなく走るのは、私のキャリアの中で経験してきたこととはまったく別物なんだ。
必ずしも頻繁にやりたいというわけではない。ドイツ協会からは、ワールドカップに出場してほしいと依頼された。しかし、私は国際的なスター選手たちと戦う準備はできていない。したがって、当分の間、ドイツのジャージがフィールドに登場することはないだろう。
これだけの実績を残したキャリアを、今どう振り返りますか?
正直、若い頃にここまでやれるなんて誰も思ってなかったと思う。クロスのプロになるのが夢で、そこから少しずつ結果が出ていって。ロードにもチャンスをもらえたけど、ツールに出たいという憧れは特になかった。
だから走れなかったことも後悔はない。ただ、2020年にあれだけ調子が良かったのにジロを走れなかったのは、少し心残りだ。

https://www.wielerflits.nl/nieuws/in-de-turbo-cross-heb-ik-me-ingehouden-gestopte-marcel-meisen-doet-verhaal-na-10e-duitse-titel/
ロードでの思い出深いレースは?
一番の夢は地元のアムステル・ゴールドレースを走ることだった。2019年に実現して、しかも逃げに乗れた。マチュー・ファンデルプールが勝った、忘れられない一日だ。
それとドイツ選手権。強い選手ばかりの中で、最後はまさかのスプリント勝負でしたけど、タイトルを取れたのは本当にうれしかった。
全体として、満足のいくキャリアでしたか?
世界選手権は簡単じゃない世代でしたけど、それでもいくつかの夢は叶えられた。できなかったことに目を向けるより、常に全力を尽くしてきたことを大事にしたい。そういう意味では、すごく満足している。
Alpecin-Fenixは、シクロクロスからスタートしたチーム。マンセル・マイセンは、シクロクロス42勝、ワールドカップ表彰台1回、ドイツシクロクロス選手権10勝、そしてロードレース1勝というキャリアを残した。
来年ドイツ選手権のスタートに立つのかはわらかないけど、準備不足でも勝ててしまう現状にも少し寂しさを抱いているようだ。



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