Princeton CarbonWorksは、Mach 7580ホイールセットのリリースを発表。
これは、このカテゴリーで最も軽量で空気力学的に効率的なホイールセットであると主張している。
すでに、Ineos-Grenadiersのフィリッポ・ガンナが、Mach7580フロントホイールと同社のBlur633フルカーボンリアディスクホイール(リムブレーキバージョン)を組み合わせて、エリート男子個人タイムトライアルで2年連続のタイトルを獲得している。
このガンナが使っていたフロントホイールがついに発売となった訳だ。
Mach 7580
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マッハと名付けられたホイールはディスク、リムブレーキに対応。あらゆる条件で安定したハンドリングを提供する。
マッハ7580は、「このカテゴリーで最も軽いホイールセット」と言われており、可能な限り最も軽いディスクブレーキビルドが1,495gと主張されている。
リムハイトが77mmもあってこの重量は驚異的だ。
競合するZipp858 NSWホイールはリム形状は、77~82mmの間で変化しており、同じようなリム形状だが、1,773gとなっている。
左右対称の波状のデザインのため、マッハ7580のリムの深さは75〜80mmで、平均的なリムの深さは77.5mmとなる。
リムハイトは相当高い。リム内部幅は19mm、外部幅は26.75mm。標準のビードフックに加えて、リムにはドリルされていないリムベッドも備わっている。
つまり、チューブレスロードタイヤを使用する場合、リムをシールするためにチューブレスリムテープは必要ない。
タイムトライアルとトライアスロンホイールセットとして、マッハ7580は25mm幅のロードバイクタイヤに最適化されている。
リム形状で、SRAMから特許侵害で訴えられていたけど、その後どうなったのかな?
現在ディスクブレーキまたはリムブレーキの両方で入手可能。
Princeton CarbonWorks Mach 7580ホイールセットの価格は3,000ドル(約34万円)。
ハブとSapimCX-RayスポークおよびSapimSecureLockニップルを選択できる。 最も高価な構成は、DT Swiss180またはTacticRacingハブを備えており、3,950ドル(約45万円)。
Ineos-Grenadiersのガンナ以外のメンバーもTTで使用してきそうですね。
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