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フィリッポ・ガンナは今シーズン、もっと自由に走れる! いよいよ総合も狙うのか?

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Image by Andrew Martin from Pixabay
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現在、世界最高峰のタイムトライヤルスペシャリストのフィリッポ・ガンナ(INEOS Grenadiers)。

ガンナは、エトワール・ド・ベセージュで2022年シーズンをスタートさせる。

ラ・ガゼッタ・デロ・スポルトのインタビューでは、2022年にはもっと自由になり、自分がタイムトライリストでもトラックサイクリストでもないことを示すことができる、と語っている。

ついに総合に向けてても動き出すのだろうか?   これはイタリアファンの希望でもある。

 

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自由とリーダーシップを

 

ガンナは、昨年のエトワール・ド・ベセージュで、サン・シフレへのステージで、フィナーレで先頭集団から抜け出し、見事な独走で優勝を果たした。

 

翌日、アレスで行われた最終タイムトライアルでも優勝。このエトワール・ド・ベセージュでは、攻撃的なイネオスのスタイルが貫かれている。

 

さらに、2021ジロ・デ・イタリアで2ステージ優勝、チームパシュートでオリンピック金メダル、タイムトライアルで世界タイトルを獲得したのである。

2022シーズンでは、ガンナは、INEOS Grenadiersでより多くの自由とリーダーシップを与えられると発表した。

 

チームと話し合ったんだ。今年は自分自身のチャンスもあるし、チームも自由に使えるので、より自由度が高い。

自分の資質を最大限に生かすために、カレンダーがデザインされている。タイムトライアリストでもトラックライダーでもないことを示す素晴らしい機会がある。

 

アシストとしても抜群だが、TT能力を生かした走りをすればクラシックでも、総合でも有利だ。リーダーとして走ることが約束されたならば、面白い展開となりそうだ。

胸のすくような独走を見せて貰いたい。

 

腹筋を鍛える

 
 
 
 
 
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ガンナはエトワール・ド・ベセージュの後、UAEツアーやパリ〜ニースのスタート地点にも登場し、ミラノ〜サンレモやパリ〜ルーベでも輝けるよう頑張る予定だ。

7月にはツール・ド・フランスにデビューし、コペンハーゲンのタイムトライヤルでイエロージャージ獲得が期待されている。

 

パリ・ルーベに対応するために、腹筋や上半身をいつも以上に鍛えている。それが終わったら、ツールに向けてもう少し体重を落とさないとね。

身体的には、「アップダウン」の時期で、この時期としては普通だ。70~75kgのクライマーになることはない。それは不自然なことで、自分には許せません。

しかし、ファビアン・カンチェラーラがイエロージャージを着ていた頃、体重が80kg以上あり、登りでは何度もうまく防御した。

見ていこうと思う。私にとっては新しい年だ。

トラックでの走行は少なくなるが、8月にミュンヘンで行われるヨーロッパ選手権には出場して、オリンピックのためのポイントを稼ぐかもしれない。

 

ツールで初日にマイヨ・ジョーヌを着用すると、しばらくジャージをキープ出来そうだ。厳しい山岳では無理だろうけど、丘陵コースまでは行けるのではないかな。

今年は、ヴィクトール・カンペナールツのアワーレコードにも挑戦すると言われている。おそらく8月末か9月初めにマンチェスターで記録を攻めるだろうと言われている。

高地だからという枕詞がつかないように、あくまで海抜0mで記録を抜くのがガンナの目標だ。

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