狭窄腸骨動脈からの復活で、ツール・ド・フランスに出場出来るようになったファビオ・アル。
第3ステージで、多くの総合系の選手が集団でゴールする中、一人遅れてファビオ・アルが帰ってきた。
うしろから突っ込まれた
イタリアのファビオ・アル(UAE-Team Emirates)は「本当にペダルを踏むことができなかった」と語っている。
なんで?
第3ステージでは、イエロージャージのマイク・テウニッセン(Jumbo-Visma)が不調により遅れていた。
その時に、ジョージ・ベネット(Team Jumbo-Visma)が、ファビオ・アルのリアディレイラーに突っ込んできたのだ。
ファビオ・アルのリアディレイラーは破損。走れる状態ではなくなった。
近くに、サポートカーがいなかったので、ファビオ・アルはMavicニュートラルサービスの自転車を利用した。
なんと、イエロージャージのマイク・テウニッセン(Jumbo-Visma)が遅れた為に、サポートカーが渋滞していたのだ。
ファビオ・アルは
「Mavicバイクに飛び乗ったんだ。普通は、ルイ・コスタがほぼ同じフレームサイズに乗っているので、彼のバイクを使えるんだけど。
その時、ルイ・コスタはダン・マーティンの近くにいたんだ」
Mavicのバイクは、その特有の黄色いバイクで、今年はキャニオンフレーム。 アルは飛び乗ったが、2キロしか走れなかった。
ファビオ・アルの身長は183cm。68kg。
なのに~。
なんと、サドルが高すぎた!
写真を見てもわかるように、ファビオ・アルはずっとダンシングのみ(^^;
「あのバイク! イエロージャージが遅れてチームカーを妨害していたんだ。
しかし、サドルは高すぎた。本当にペダルを踏むことができなかった!
低いサドルなら走り続けることは出来るけど、高すぎると走れない」
その後、ファビオ・アルはチームカーのコルナゴに乗ってゴール。
トップのジュリアン・アラフィリップからは1分22秒でゴール。
183cmのファビオ・アルがサドルが高すぎるって、どんなセッティングなんだか(^^;
ファビオ・アルは、とんだ災難でした。
UAE-Team Emiratesはダン・マーティンとルイ・コスタがトップから1分28秒遅れで走っている。ファビオ・アルは2分19秒遅れ。
ファビオ・アルは、二人を助けるアシストとして走るようになるでしょうね。
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