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2022 ツール・ド・フランスの敗北はタディ・ポガチャルの攻撃スタイルを変えるものではない

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Photo credit: Ronan Caroff on VisualHunt.com
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ツール・ド・フランス第11ステージのグラノン峠でタディ・ポガチャルが遅れた。

王者の陥落。これは歴史を思い出させる。

1975年のプラルーでのエディ・メルクス、1996年のレザルクでのミゲル・インドゥラインといったレジェンドと比較したくなるような瞬間だった。

メルクスとインドゥラインは、共にツール6勝目を目指していたが、この敗北は終わりを告げるものとなった。

しかし、ポガチャルはまだ23歳であり、決して衰えの始まりではない。

タディ・ポガチャルは、エディ・メルクスのように、機会あるごとに新しいマイヨ・ジョーヌを攻撃することで対応した。

だが、ポガチャルはヨナス・ヴィンゲコーという強敵に直面し、ツールでの連勝は途絶えている。

 

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タディはタディのまま

 

これについてチーム代表兼CEOのマウロ・ジャネッティは以下のように語る。

タディはタディのままだと思う。彼はまだ世界最強のライダーだ。

ヨナス・ヴィンゲコーは明らかに強く、レースも非常にうまく、特に素晴らしいワウト・ファンアールトを中心としたトップレベルのチームを持っている。

タデイは、その性格と若さゆえに、グラノンのステージでミスを犯し、そこから一連の攻撃が発生した。

彼はレースのやり方を変えなければならなかったし、リスクも負わなければならなかったから、より困難な状況になった。

しかし、最終的には、ヴィンゲゴーのやったことを評価しなければならない。彼は本当に良いレースをしたのだから。

 

昨年7月にポガチャルがツール2連覇を達成してからの12ヶ月間、同世代の選手と同様に、歴史と戦っているように見えた。

モニュメントを制し、ステージレースを支配し、地獄のようなアタックをすればするほど、彼の比較対象はログリッチやベルナルからメルクスやベルナール・イノーに移っていった。

このツールとヴィンゲコーの驚異的なパフォーマンスは、ポガチャルを現実世界に引き戻している。

 

スタイルは変えない

 

タイムトライヤルが終わった夜、ポガチャルは、具体的な話はしなかったが、このツールから学ぶべきことがあることを認めている。

この3週間で、多くのことを学んだ。改善するチャンスは常にある。全てにおいて来年に向けて余裕があると思う。

 

今回のツールでポガチャルの最大の問題は、昨年のモンヴァントウやピレネーでのパフォーマンスで、すでに彼の強さに気づいていたヴィンゲコーだった。

また、省エネをまったく無視した、彼自身が作り出した複雑な問題もある。

第1週に石畳でアタックをかけ、ステージを連勝。そして運命の第11ステージでは、ガリビエでJumbo-Vismaの二人のアタックをすべて封印。

さらに、自らもアタックをかけてヨナス・ヴィンゲコーを引き連れて登ってしまう。その後に、グラノン峠で遅れたのはエネルギーの枯渇があったのでは。

 

ただ、これでタディ・ポガチャルに普通のライダーになって欲しくはない。確かに勝つには省エネに徹して、いざという時に力を発揮するのが最も賢い。

だが、ファンが見たいのは攻撃的なポガチャルの走りだ。リードしたら、終わりではなく際限なく攻撃してゴールを狙うレースのほうが見ている側は面白い。

果たして、タディ・ポガチャルは続くブエルタではどんな走りを見せてくれるだろう。あまり保守的にはなって貰いたくはない。

そう、タディはタディなのだから、スタイルを変える必要はない。

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