来シーズン、イネオスは強力なライダーを次々と移籍させる。
まず、噂のあったリッチー・ポートとローレンス・デプルスの移籍。
さらに、これも噂どおりダニエル・マルティネスがEF Pro Cyclingから移籍。
そして、トム・ピドコックも移籍が発表された。
ダニエル・マルティネス
ダニエル・マルティネスの移籍は意味が大きい。彼は24歳であり、コロンビアのライダーでもタイムトライヤルが速い。
ツール第20ステージTTでも11位に食い込んでいる。イネオスが必要とするライダーは山岳にも強く、平坦も走れる選手だ。
リーダーが落車した場合、平坦で犠牲となって引き続けることのできるライダーが必要となる。山岳だけ強いライダーでは役に立たない。
これは、昨年までのイネオスの移籍を見ているとわかる。
今後のグランツールにおいて、ダニエル・マルティネスの山岳でアシストする姿が見られることになるだろう。
トム・ピドコック
英国のトム・ピドコック21歳も正式に移籍を発表。契約は、2021年3月1日に始まる。
それまではシクロクロスに参戦となる。3月ならばシクロクロス世界選手権も終わっている。
2020世界選手権シクロではマチュー・ファンデルプール次いで2位。来年はどうだろうか?
イネオスのホームページの情報によると、
チームのサポートを受けて複数の分野を探求し続けることにも興奮している
となっているのでロードだけでなく、MTB、シクロクロスも平行して活動していくようだ。
まだ、若いので全ての分野で続けていくことが出来るのは素晴らしいこと。とことんやり続けて欲しい。
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