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2025 ツール・ド・フランス第5ステージ タデイ・ポガチャルの5人目の偉業にTTバイクの進化

機材情報
Photo credit: Glory Cycles on VisualHunt
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タデイ・ポガチャルがレムコ・エヴェネプールに17秒遅れのステージ2位。クリテリウム・デュ・ドーフィネでのタイムの悪さを改善。

これで総合トップに。

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット

第1ステージでは、全賞総なめというのは良くあるけれど、途中で3賞独占は歴史上の快挙となる。

 

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歴史上5人目の快挙

 

ツール・ド・フランスで総合、ポイント、山岳の3部門を同時にトップにたった選手は歴上5人目。 

  • エディ・メルクス 1969・1970
  • ベルナール・イノー 1979・1985
  • アカシオ・ダ・シルバ 1989
  • リシャール・ビランク 1992
  • フィリップ・ジルベール 2011
  • タデイ・ポガチャル 2025

ずっと支配するわけはないけれど、着々と歴史に名前を刻んでいる。

 

タデイ・ポガチャルが乗るColnago TT1

 

タデイ・ポガチャルとチームメイトのジョアン・アルメイダは、ツールに向けてそれぞれカスタムメイドのカーボンファイバー製エアロエクステンションを装着している。

これは従来のボルトによる接合ではなくてハンドルバーに直接接続されている。ENVE製で、二人だけがワンピースエクステンションとなっている。

タデイ・ポガチャルがインタビューでも述べていたけれど、ENVEのフロントホイールに秘密があるのかも。新型のSES.4.5 PROとはリムハイトが違う。リアのディスクも未発表だ。

 

この高さのリムを使えるのはツールでは最後となりそう。

  • フレームセット: Colnago TT1
  • グループセット:  Shimano Dura-Ace Di2 R9200、62t カーボンチタンチェーンリング
  • ホイールセット: 未発表のENVEリアディスクとフロントホイール
  • パワーメーター: Shimano Dura-Ace FC-R9200-P
  • タイヤ: コンチネンタル GP5000 TT TR、700x25c
  • ハンドルバー:  Colnago TT1ベースバー(ENVEカスタムエクステンション付き)
  • シートポスト: Colnago TT1
  • サドル:  Fizik Transiro Aeris Long Distance R1 Adaptive
  • ボトルケージ:  Colnago TT1用Darimoカーボンシートポスト
  • ペダル: Shimano Dura-Ace

コメント

  1. よかあし より:

    そのうち、ヤルノヴィタルあたりが4賞独占とかやるんですかね〜
    運やコースにもよる気がします。

    フィリプセンがリタイヤせず、2勝目をあげていたら、ポガチャルはマイルベールを獲得できていなかったかもしれませんね。

    昨日のTT、後半から風がきつくなってきたと言われていましたが、ログリッチのタイムがイマイチだったのも気になりますね。

    • ちゃん より:

      ポイントについてはその時の運もあるのでたまたまかもですね。

      TTの風については、Team Visma | Lease a Bikeも言ってましたけれど、それだけではないとも。プリモッシュ・ログリッチは、ツール・ド・フランスに関心がないようなことを言ってますけど、第3週の山岳ではまちがいなく出てくるかと。その願いたい。

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