ツール・ド・フランスで二度の総合優勝を飾り、ロードレース界の頂点に立つヨナス・ヴィンゲゴー。
そのストイックな姿勢と、勝利への揺るぎない集中力は、登るべき山以外には興味がないかのように見える。
しかし、彼自身が、自転車キャリアを終えた後の「第二の人生」について、驚くべき二つの選択肢を明かしている。
引退後の選択
Jonas Vingegaard to TV Midvest:
“I actually do not think I will stay in the cycling world when I stop. I think I will just enjoy being at home with my family and being there for them. Beyond that, I do not really know what I want yet, but I will probably figure that out.” pic.twitter.com/I8v3mKpSnH
— Pernille H Bertelsen (@Pernille1803) November 28, 2025
ヨナス・ヴィンゲゴーは、プロのサイクリストとしてブレイクする前、故郷デンマークのハンストホルムにあるChrisfishという魚の加工工場で働いていた。
彼は早朝の午前6時から正午までの時間、ひたすら魚のフィレ(三枚おろし)を作る作業に従事し、午後から自転車のトレーニングを行っていた。
自転車競技のキャリアが初期に伸び悩み、プロチームとの契約が実現しなかった場合、彼はこの魚の加工の仕事を本業として続けていたと明かしている。
ここまではこれまでに分かっていることだ。参考記事ではインタビューに答えている動画がある。
もしサイクリングのキャリアが実現しなかった場合、どのような職業に就いていたと思いますか?
私はいつも数字に関する仕事をしたいと言っていた。おそらく銀行業界のようなことですね。私は常に数字が得意だったからです。
それでは、今も銀行員になるという考えがありますか?
大人になって自分の家をリフォームした後、実は思っていた以上に手作業が好きだということに気づいた。
では、キャリアが終わったら職人になる可能性もあるということですか?
それは十分あり得える。それは時間が教えてくれるでしょう。私は木工に非常に魅了されている。
引退後は、サイクリング業界に残る考えはありますか?
私は引退後、サイクリング業界に残ることはないと思う。ただ、家族と一緒に家にいて、彼らのために時間を使うことを楽しみたい。
それ以外に何をしたいかはまだ分からないが、いずれ見つけ出すだろう。
新しいヴィンゲゴーになることを夢見る若い才能たちに、何かアドバイスはありますか?
私はただ、彼らには信じ続けるように言いたいですね。必ずしも最も才能のある者が一番遠くまで到達するわけではない。
私自身がそうだった。それでも私は遠くまで来られた。だから、諦めずに、楽しんで続けてください。
実に寡黙なヨナス・ヴィンゲゴーらしい。ヨナス・ヴィンゲゴーがメガネをかけてスーツ姿で銀行で働いていても違和感はない。大工というのはちょっと意外だけど。
2028年の契約終了年で32歳。その時に、ヨナス・ヴィンゲゴーは、十分と考えたらさっさと自転車界から去りそうですね。



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