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エスデバン・チャベスがTeam BikeExchangeからEF Education-Nippoに移籍

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Photo credit: nuestrociclismo.com on VisualHunt
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BikeExchangeに8年間在籍したエスデバン・チャベスは、2022年シーズンEF Education-Nippoに移籍する。

同胞であるセルジオ・イギータがBORA-hansgroheに移籍する代わりとなる。エスデバン・チャベスは、多くのケガと病気から立ち直っている。

2016年には、ジロ・デ・イタリア総合2位、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合3位という実績を残しているチャベス。今年はツール総合13位と力を取り戻しつつある。

 

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1年契約

 

エスデバン・チャベスは、プロ入り前からケガに泣かされている。

2013年トロフェオ・ライグエーリアのレース中の事故で右鎖骨の複合骨折、頭蓋骨の骨折、右頬骨、上顎洞と蝶形骨、穿刺された肺、肋骨骨折の重症をおってしまう。

この時の不自由な生活がエスデバン・チャベス財団を立ち上げることにつながっており、子供を整形外科的に救う活動を継続して行っている。先行きの見えない若者の支援も行っている。

このケガにも関わらず、2014年にOrica GreenEDGE (現BikeExchange)と契約し、ワールドツアーデビューを果たす。

2015年ブエルタ総合5位。2016年には、ジロ・デ・イタリア総合2位、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合3位。イル・ロンバルディアも勝利した。グランツール制覇を果たすのは時間の問題と思わていた。

だが、チャベスは、2017年には膝のケガ、肩の骨折。2018年には、伝染性単核球症にかかってしまいジロを総合73位で終えたあとからレースを走ることはなかった。

長い治療のあとに、2019年ジロでのステージ優勝で復活を果たしている。だが、2020年は勝利なし。

久々の勝利を上げたのは2021ボルタ・ア・カタルーニャ第4ステージだった。

ツール・ド・スイスでも総合10位。ツール総合13位で、ブエルタにも出場が決まっている。

 

 

エスデバン・チャベスはFUN Chaves財団の仕事を続ける。コロンビアの子供たちと若者に、自転車の力を使って夢を実現する機会を与え、小さな子供に医療を提供する。

毎年ClásicaEstebanChavesを開催しており、U-16、ジュニア、女性を対象とした4ステージのレースも行っている。

2022年は、リゴベルト・ウラン、ヒュー・カーシーと並んでグランツールのエースを務めるかもしれない。諦めずに、何度も山岳でアタックをかけるエスデバン・チャベスの走りに期待しよう。

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