驚きのニュースが入ってきた。アメリカのホイールブランドENVEからカーボンロードバイクEnve Custom Roadが発売される。
Enveは、ホイール、ハンドル、ステム、タイヤなどを販売していたが、ついにロードバイクまで販売に着手するとは~。
フレームも米国製となっており、その他のパーツは全てEnveで揃えることが可能となっている。
まるごとEnveのロードバイクの登場だ。
Enve Custom Road
Enve Custom Roadは、米国で製造され、米国のユーザーのみが利用できる。
カーボン構造に加えて、カスタムロードは空力設計、統合されたコンポーネント、および35mmタイヤ用のクリアランスを備えている。
フレームについては38のカラーオプションと4つのデザインテンプレートを提供している。ライダーは、WebベースのEnve BikeBuilderアプリからコンポーネントを選択する。
カスタムロードのジオメトリは、レースとオールロードの2つのバリエーションで提供される。
- レースジオメトリは、きびきびとした剛性のあるシャーシのためにホイールベースを短くしている。
- All Roadジオメトリは、安定性を高めるためにホイールベースが長くなっている。
フレーム重量は、約850g(56cm)。
バイクは、EnveのSES AR統合ワンピースバーとステムを使用。これにより、すべてのケーブルとホースが隠され、よりエアロなコックピットが実現。
ステムは5mm刻みで90〜130mmのサイズがあり、バーは38〜46cmのサイズがある。フレームサイズは47-63cmの範囲で提供される。
EnveはChrisKingと提携して、AeroSetと呼ばれるバイク用の適切なヘッドセットを作成。
ブレーキラインとシフトラインは、ヘッドセットの1.5インチベアリングと標準の1.125インチステアラーの間で、ステムを通ってヘッドチューブに配線される。
バー/ステムコンボには、ライトまたはカメラを下で実行できるK-Edgeコンピューターマウントが含まれており、ステムのDi2ジャンクションボックスを非表示にしている
サドルは、EnveブランドのSelleItaliaサドル。全てがEnve製品だ。
Shimano Di2ビルドの場合、バッテリーは拡張シートチューブに組み込まれている。シートマストはステップダウンジョイントを採用している。これには35mmの調整幅がある。
マッドガードマウントが標準装備されている。ハイエンドのロードバイクは言うまでもなく、マッドガードマウントを備えたカーボンロードバイクはほとんどない。
マウントは、シートステーの背面にあるネジ付きソケットとしてきちんと統合されている。
フレームセットの購入を選択したライダーは、フレーム、フォーク、ヘッドセット、シートマストトッパー、バー/ステムコンボ、カスタムScicon Aerocomfort 3.0TSAトラベルケースを含むEnveがシャーシと呼んでいるものを購入できる。
コンポについては、SRAM Red、SRAM Force AXS、Shimano Dura-Ace、またはShimano UltegraDi2から選択可能。
自転車は、カスタムのScicon Aerocomfort 3.0 TSAケースに同梱されているので、組み立てはホイールをつけるだけだ。
Enveカスタムロード
- シャーシ: $ 7,000.00(約77万円)
- ローリングシャーシプレミアム: $ 9,500.00(約105万円)
- ローリングシャーシファンデーション: $ 8,500.00(約93万円)
- Dura- AceDi2プレミアム: $ 12,500.00(約137万円)
- UltegraDi2プレミアム: $ 10,900.00(約120万円)
- UltegraDi2 Foundation: $ 9,950.00(約110万円)
- AXSレッドプレミアム: $ 12,500.00(約137万円)
- AXSForce Premium: $ 10,900.00(約120万円)
Enveバイクビルダーで、パーツを選択できるが、自分が持っているパーツについては「なし」も選択できる。ただ、Enveで全て組むと高くなることは間違いない。
私もEvneのホイールを持っているので、興味がある。フレームについて、もう少し情報が欲しいですね。
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