ロードバイクの情報を発信しています!

2023 ツール・ド・フランス第3ステージ エガン・ベルナルは後1回でタイムペナルティ1分に

海外情報
UnsplashHoward R Wheelerが撮影した写真
この記事は約4分で読めます。

ツール第3ステージは、総合勢にとっては休息が得られたステージ。集団コントロールはスプリンターチームが担当。

Jumbo-Visma、INEOS Grenadiers、UAE Team Emiratesは集団先頭に姿を現すことはゴール手前からだけだった。

このステージを61位でフニッシュしたINEOS Grenadiersのエガン・ベルナル。だがゴール後にUCI25ポイントに罰金500スイスフランを支払っている。

 

スポンサーリンク

あと1回でタイムペナルティ1分に

 

エガン・ベルナルが罰金とUCIポイントを失った理由は、ボトルの投げ捨てだ。

現在、ゴミの廃棄、ボトルは廃棄物ゾーンでしか捨てられない。コースマップにも記載されており、コース上でも廃棄ゾーンがわかるように大きなコーンが置かれている。

ツールは、ヘリが2機、モトバイクが多数カメラで選手を追っている。廃棄物ゾーン以外でポイ捨てすると、すぐにわかってしまう。

ポイ捨てに関するルールは最初は1発退場だった。

2021年4月1日からは、指定ゾーン以外でのボトルの廃棄には厳しいルールを実施。ワンデイレースでは1発退場というルール。

このため、男子ではミヒャエル・シェアー(AG2R Citroën Team)が失格。

 

女子ではレティシア・ボルゲーシ(Aromitalia – Basso Bikes – Vaiano)が一発退場。

 

あまりにも厳しいということで、UCIは2週間後に一度ルールを改正。

既存ルールでは、ワンデイレースでは一発退場だったのが

  1. 1回目の違反 罰金とUCIポイントの減点 
  2. 2回目の違反 失格

に変更。

 

ステージレースでは

  1. 1回目の違反 罰金 UCIポイントの減点
  2. 2回目の違反 1分間のペナルティ
  3. 3回目の違反 失格

100から500スイスフランとイベントのクラスに応じて5から25UCIポイントの減点となる。

 

UCIは最も厳しい罰則を緩和し、ライダーは道端でチームメンバーを見つけた場合、ボトルやその他のゴミを捨てることが許可されている。
ファンに向けて水筒を投げることも許可されるようになった。

実際、ファンは的と網を設置し、ライダーに的に投げるよう挑戦し、一部のレースファンから高く評価されている。映像でも集団からボトルが投げられて、ファンが拾いに走っている姿を良くみますね。

 

第3ステージでは、ゴミ捨てで、3人が罰金を受けている。

  • エガン・ベルナル INEOS Grenadiers
  • ラモン・シンケルダム Alpecin-Deceuninck
  • クリス・ハーパー Team Jayco AlUla

 

エガン・ベルナルは、43秒遅れの総合18位。あと1回のポイ捨てで1分のペナルティとなる。これは総合を争うライダーにとっては致命的なタイム差となる。

絶対に廃棄ゾーンを守らないといけない。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました