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EF Education-Nippoがライダーとコーチにアクセスできるコーチングサービスを開始

トレーニング
Photo credit: Brian Wotherspoon on Visualhunt.com
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多くのライダーは、プロのようにトレーニングしたいと考えている。そして、プロチームには資金も必要。

EF Education-Nippoは、3つのカスタムコーチングパッケージを提供。あらゆるレベルのサイクリストがプロライダー、コーチ、スタッフから指導を受けることが出来る。

収益は、チームの運営資金に充てられる。

 

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あらたなビジネスモデル

 

EF Education-Nippoのゼネラルマネージャーのジョナサン・ヴォーターズは、プロサイクリングは持続可能なビジネスモデルの構築に長い間苦労してきたことを述べている。

一部のチームは企業スポンサーからの高レベルな資金提供をうけているが、EF Education-Nippoは結構、運営が厳しくチーム存続の危機にも何度も陥っている。クラウドファンディングでチームの危機を救ったこともあったほど。

EF Education First-Drapacの時だ。タイトルスポンサーが撤退した時に、クラウドファンディングプロジェクトを開始して救われている。

4,000人以上の人々が寄付をして50万ドル(約5,400万円)を寄付。このキャンペーンの宣伝により、新しいスポンサー「EF Education First」によってチームは救われた。

これらのことから、ジョナサン・ヴォーターズは、スボンサー予算だけに頼らない、自らの力でサイクリングファンが望むサービスを考えたと言う。

 

FTP経由のDTP

 

FTPは、サイクリングトレーニングの一般的な用語。

多くのコーチは、FTPモデルを使用して、トレーニングを調整し、進行状況を測定する。FTPは、多くの場合、20分間の総電力の95%を使用して測定される。

チームEFコーチングは、ダイナミックスレッショルドパワー(DTP)と呼ばれる新しい概念を使用している。

ジョナサン・ヴォーターズは、これがどのように達成されるかについての詳細を説明することを拒否したが、コンセプトはライダーが長いライドの前後に複数の努力をどのように実行できるかを測定することであると言う。

 

DTPは、何がライダーを速くし、何がライダーを高いレベルでパフォーマンスさせるかについて、20年のサイクリング経験に基づいてサイクリストのパフォーマンスを評価する方法だ。

私の経験では、FTPはそうではない。FTPが非常に高くても、サイクリストとしては得意ではないアスリートがたくさんいる。

 

DTPは、回復、空気力学、嫌気性および好気性の電力容量などを考慮に入れており、詳細は秘密だそうだ。

 

コーチとコーチングレベル

チームEFコーチングには、利用可能な3つのサービスがある。それぞれに、ホワイトラベルのToday’sPlanソフトウェアに組み込まれたカスタムトレーニングプランが含まれている。

 

コアメンバーシップ

コアメンバーシップは月額425ドルまたは年額4,680ドルで、コーチへのアクセス、チームEFコーチングからのトレーニングコンテンツのライブラリ、および栄養士との年2回の栄養相談が含まれる。

 

プレミアムメンバーシップ

プレミアムメンバーシップは月額675ドルまたは年間7,428ドルで、コアオファリングに加えて、カスタマイズされた栄養プラン、栄養ライブラリ、カスタマイズされた筋力トレーニング、怪我防止プラン、チームパートナーからの割引、年間メンバーの場合はRapha CyclingClubメンバーシップが含まれる。

 

エリートメンバーシップ

エリートメンバーシップは、プロ契約部分全体を除いて、EF Education-Nippoが得るすべてのものを手に入れることが出来る。

つまりプロと全く一緒のトレーニングが受けられるということだ。価格は公表されていないが、風洞テスト、高度テスト、ストレングス&コンディショニングチームとの無制限のやり取りも含まれる。

 

コーチは、ティージェイ・ヴァンガーデレンや、ミカル・ヴァングレンなどの現役選手。現在のコーチまで全て。乳酸代謝、液体力学、栄養についてプロチームと協力するアドバイザーのチームによって支えられる。

今年は、100~150人のコーチングクライアントを獲得して、更にもモデルを改良していくようだ。詳しくは、公式サイトに載っているので、興味のある方は見てみると良いだろう。

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