2021ツール・ド・フランスの第11ステージまでの賞金獲得ランキングはDeceuninck-Quick-Stepがマーク・カヴェンデッシュ、ジュリアン・アラフィリップの活躍によりトップだった。
だが後半は、タデイ・ポガチャルが総合リーダーとなってから、山岳ステージで2勝。さらに、山岳賞に新人賞まで取ってしまったので、獲得賞金額は跳ねあがった。
最終的なランキングを見てみよう。
2021ツール・ド・フランス獲得賞金額
Two great champions 💛💚🔴⚪️🤍#UAETeamEmirates #RideTogether #TDF2021 pic.twitter.com/lbT10ORlWS
— @UAE-TeamEmirates (@TeamEmiratesUAE) July 18, 2021
表彰式では、マーク・カヴェンデッシュとタデイ・ポガチャルだけ。山岳賞も新人賞もジャージだけが展示されている。
タデイ・ポガチャルは、山岳賞で25,000ユーロ、新人賞で20,000ユーロを獲得。タイムトライヤル優勝と山岳ステージ2勝で、それぞれ1勝当たり11,000ユーロを獲得。
まあ、チームのほとんどをタデイ・ポガチャルが稼ぎだしている。
- UAE Emirates – 619.580 euro(約8000万円)
- Team Jumbo-Visma – 359.520 euro(約4637万円)
- Bahrain Victorious – 170.310 euro(約2196万円)
- Deceuninck-Quick-Step – 149.690 euro(約1930万円)
- INEOS Grenadiers – 134.590 euro(約1736万円)
- AG2R Citroën – 121.230 euro(約1560万円)
- BORA-hansgrohe – 109.370 euro(約1410万円)
- Alpecin-Fenix – 81.180 euro(約1047万円)
- EF Education-Nippo – 69.610 euro(約897万円)
- Trek-Segafredo – 62.390 euro(約804万円)
- Movistar – 50.140 euro(約648万円)
- BikeExchange – 44.610 euro(約575万円)
- B&B Hotels – 39.190 euro(約505万円)
- Groupama-FDJ – 36.000 euro(約464万円)
- Astana-Premier Tech – 35.420 euro(約455万円)
- Cofidis – 34.390 euro(約443万円)
- Arkéa Samsic – 32.430 euro(約418万円)
- Israel Start-Up Nation – 24.870 euro(約320万円)
- Intermarché-Wanty-Gobert – 24.230 euro(約312万円)
- Lotto Soudal – 23.640 euro(約304万円)
- Total Energies – 21.960 euro(約283万円)
- Team DSM – 13.450 euro(約173万円)
- Qhubeka-NextHash – 11.650 euro(約150万円)
Team Jumbo-Vismaは、ワウト・ファンアールトが3勝。ヨナス・ヴィンゲゴーが総合2位で20万ユーロ獲得。
Bahrain Victoriousは、ソンニ・コルブレッリがポイント賞3位、ワウト・プールスが山岳賞2位。マテイ・モホリッチ2勝とディラン・トゥーンスがステージ優勝しているのが大きい。
結局、このツールでステージ優勝出来たのは8チームだけ。やはりステージ優勝しないと賞金額も増えないのが現状だ。
これらの賞金は、ライダー、スタッフで山分けとなるので、UAEは臨時ボーナスとなるだうけど、下位チームはお小遣い程度にしかならない。
プロサイクリングの場合、入場料収入がある訳でないので賞金額も他のプロスポーツに比べると低い。これについては改善しようがないのが現状だ。
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