オリンピック金メダリストのジェイソン・ケニー(Jason Kenny)は、チャンピオンスプリンターになるために積極的にウエートトレーニングを取り入れています。
北京オリンピックから連続して出場しており、その強さは圧倒的。
そのジェイソン・ケニーが取り組んでいるウエートトレーニングの様子を動画でみせてくれています。
輝かしい記録の数々
ジェイソン・ケニー(Jason Kenny)は、イギリス・ボルトン出身のトラック選手です。
オリンピックと世界選手権だけをピックアップして成績を見てみても素晴らしい記録です。
オリンピック | ||
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金 | 2008 北京 | チームスプリント |
金 | 2012 ロンドン | スプリント |
金 | 2012 ロンドン | チームスプリント |
金 | 2016 リオデジャネイロ | チームスプリント |
金 | 2016 リオデジャネイロ | スプリント |
金 | 2016 リオデジャネイロ | ケイリン |
銀 | 2008 北京 | スプリント |
世界選手権自転車競技大会 | ||
金 | 2011 アペルドールン | スプリント |
金 | 2013 ミンスク | ケイリン |
銀 | 2009 プルシュクフ | チームスプリント |
銀 | 2011 アペルドールン | チームスプリント |
銅 | 2010 コペンハーゲン | チームスプリント |
銅 | 2012 メルボルン | ケイリン |
リオデジャネイロオリンピックのあとに、一時競技から離脱。
2016年9月にケニーは同じトラックサイクリストであるLaura Trottと結婚し、2017年2月に夫婦には最初の子供が誕生しました。
ケニーは、2020年の東京オリンピックに向けて、再度情熱を燃やして競技レベルのトレーニングを再開しています。
サイクリストの中には、新城幸也選手のように自転車のみのトレーニングを行っている選手もいます。自転車に乗るだけで、凄い体幹を身につけています。
トラックスプリンターの場合には、筋力トレーニングを行ってパワーをつけるのが一般的です。
ジェイソン・ケニーは一般的なトレーニング方法を教えてくれています。
私達でも容易に達成出来そうなメニューばかりです。
ただ、自分にあった重量で調整する必要はあると思います。
スクワット
まずは、スクワットを見せてくれてますが完全なフリーウエートです。
立ち上がれなくなった時の為に、下にバーがついてます。
動画では、バーが20kg。バーベルが20kg+20kgの60kgで行ってます。
まあ、これがウォーミングアップの重量でしょうね。
- 大腿四頭筋
- ハムストリングス
- 大臀筋
- 内転筋
パワークリーン
つづいてパワークリーン(ハイクリーン)を見せてくれてます。重量は60kg。
全身の筋肉を使って行うウエートトレーニングで瞬発力を鍛えることが出来ます。
多くのアスリートが取り入りており、トラック競技のように爆発力を必要とする種目にピッタリなトレーニングといえるでしょう。
- 大腿四頭筋脊柱起立筋
- 僧帽筋
- ハムストリングス
- 大臀筋
- 脊柱起立筋
- 三角筋
レッグプレス
片足のレッグプレスを見せてくれています。
自転車のペダリングは両足でするものではないので、片足ごとに行うのは理にかなってますね。
動作もゆっくりと、正確に行っています。
- 大腿四頭筋脊柱起立筋
- ハムストリングス
- 大臀筋
動画では最初140キロくらいの重量の所にピンをさしてますが、動作を見せてくれているのは軽い重量です。多分、片足でも凄い重量を上げることが出来るはずです。
ストレッチ
ストレッチを見せてくれています。
簡単かなあと思ってやってみると、結構痛かったです^^;
ストレッチを充分に行わないと筋肉が硬くなるので、故障の原因にもなるので重要です。
2012ロンドンオリンピックでスプリントのオリンピックレコードを出した時の動画
ジェイソン・ケニーは、ふたたびオリンピックで金メダルが取れるのでしょうか?
すでに30歳となった彼が4回目のオリンピックでメダルを獲得することが出来れば、同じイギリス出身のトラック選手でもあるブラットリー・ウィギンズを越えるトラック選手なれるばすです。
是非、活躍して欲しいですね。
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