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DT Swissは第3世代ARCエアロロードホイールでV字型リムに回帰する その理由とは?

機材情報
Photo credit: 8bar BIKES on Visualhunt
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DT Swiss ARCエアロロードホイールは、第3世代となり新しく3種類のリム高さのホイールを発売。

そのどれもがVU型リムではなく、昔のV字型リムに戻っている。

何故、DT SwissはV字型リムに回帰したのか。それについて同社は風洞実験データを公式サイトに公開し、軽量化、さらにエアロも実現した理由について述べている。

 

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DT Swiss ARCエアロロードホイール

 

リムの形状は、ディスクブレーキがロードに採用されていなかった時代にはV-shapeと呼ばれる薄い形状だった。

それが、U-shapeとなり、最近はVU-shapeと呼ばれる形状となっている。太いタイヤに対応しリム内部幅が拡大されたものだ。

今回のDT SwissのARCエアロロードホイールのリムは、V字型リム形状に戻っている。

公式サイトの説明では、リムの内部幅を広げることは、ホイールの前面面積に直接影響を与える。V字形状はこれを補正し、鋭い先端により空気抵抗を最適化する。

さらに、タイヤに向かって細くなる湾曲したデザインにより、エアロが維持されるという。公式サイトでは横風でのテストなど広範囲な情報を提供している。

組み合わせるタイヤについては、Swiss Sideと協力して、ロードバイクタイヤトレッドのショルダーに特別に傾斜したディボットを組み込むことで、タイヤ自体が「セーリング効果」を補うことができる特許を取得しているContinental Aero 111が使われている。

特許取得済みのトレッドパターンは、渦流発生器として機能し、路面に乱流を発生させることで、空気をフロントホイールのリム形状に密着させる。

フロントはDT/SwissSide/Continental Aero 111 29mmタイヤ、リアは、Conti GP5000 STR 30mmが装備される。

 

DT Swiss ARCエアロロードホイール Spec

 

  • リム高さ : 55mm、65mm、85mm
  • リム内部幅 :  22mmフック付きチューブレスリム
  • リム外部幅 : 外幅55x28mm、65x29mm、85x32mm
  • チューブレスタイヤのシーリングを向上させる新しい段付きリムベッドとタイヤシート
  • 29mm幅のContinental Aero 111ディンプルフロントタイヤに最適化された空力特性
  • 2つの仕様レベル : 180ハブ、エアロライトスポーク、SINCセラミックベアリング搭載の1100 または240ハブ、エアロコンプスポーク、ステンレススチールベアリング搭載の1400
  • ストレートプルTヘッドスポークを備えたエアロダイナミックDicut合金ハブ
  • フロント20本スポーク&リア24本スポーク
  • センターロックディスクブレーキのみと12mmスルーアクスル
  • ストレートプルTヘッドスポークを備えたエアロダイナミックDicut合金ハブ
  • フロント20本スポーク&リア24本スポーク
  • センターロックディスクブレーキのみと12mmスルーアクスル

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