2017年から2年間Team SKYに在籍し、2017ブエルタ・ア・エスパーニャでクリス・フルームの総合優勝をアシストしたディエゴ・ローザが引退の発表を行った。
まだ、33歳でありEOLO-Kometaの中心選手としての働きもしていたディエゴ・ローザが引退なんて。
今シーズンはジロ・デ・イタリアで山岳賞ジャージも着用。最終的に山岳賞4位で終えている。
ロードからの引退を語るディエゴ・ローザ
ディエゴ・ローザは自身の YouTube チャンネルを開設し以下のように語る
楽しくてやりがいのある10年間だった。そこから多くのことを学び、多くの経験を積むことができた。私はサイクリストとしてスタートし、サイクリストとして死ぬこともある。
一番好きなこと、つまりマウンテンバイクに戻るんだ。今年のジロ・デ・イタリアではとても楽しかった。
しかし、ロードレースをやめるという決定をあまりにも長く先延ばししたくはなかった。内発的動機を失った。
これからマウンテンバイクに乗り換える。私が学ぶべきことはまだたくさんある。
私は最初からやり直さなければなりません。私は今、自分のスポーツを少し違った方法で経験するでしょう。
2016イル・ロンバルディアで2位
ディエゴ・ローザは2013年Androni Giocattoli – Venezuelaでキャリアをスタート。2015年にAstana Pro Teamに移籍。
2016年にはイル・ロンバルディアでエスデバン・チャベスに破れて惜しくも2位。(上記写真、左はリゴベルト・ウラン、右がエスデバン・チャベス)。
Team Skyには2017から2019年まで在籍。Arkéa-Samsicで2年間走り、今年はEOLO -Kometaで走っていた。
彼の栄誉リストには、
- 2015 ミラノ~トリノ 優勝
- 2016 バスク1周 第5ステージ優勝
- 2018 コッピ・エ・バルタリ 総合優勝
EOLO-Kometaにとっても痛手だろう。チームの中心選手がいなくなるのだから。ディエゴ・ローザが、今後どのMTBチームに所属するのかはわからない。
ディエゴ・ローザは、章の終わりは常に物語の終わりではない。と述べている。次の活躍を期待しよう。
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