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ジュリアン・アラフィリップがぶつかったバイクライダーが罪悪感を背負う 衝突の原因は?

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Photo by Joshua Reddekopp on Unsplash
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ロンド・ファン・フラーンデレンでバイクとぶつかり落車したジュリアン・アラフィリップ。

この時、バイクを運転していたのは元ベルギーの警察官であるEddy Lissens。64歳。バイクレースに関わって20年のベテランライダーだ。

 

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20秒以上のリード

 

ジュリアン・アラフィリップが衝突した理由もわかってきた。

3人のリードが20秒以上に広がった。なので、陪審員とシマノのニュートラルカーは、一緒に道路右側に退避。テレビパイククルーは左側に退避した。

前を先導していると、風避けになってしまうので3人の後ろにポジションを取ることにしたのだ。これは通常の手順だ。

バイクが風避けになることが問題として取り上げられることはこれまでも何回もあった。

 

 

テレビの画像から、アラフィリップはバイクにぶつかる直前に左腕を上げてチームラジオに話しかけたように見えている。

つまり、マイクに向かって話すために頭を左に傾けていたので、最初は前が見ていなかった。

道路は右側にカーブしていたので、先頭を走るワウト・ファンアールトは最短距離を選んで走る。バイクがスローダウンしたのをワウト・ファンアールトは確認して追い越している。

 

これについてバイク陪審員のEddy Lissensは、

トップのリードは20秒以上になった。その瞬間、シマノのバイクと一緒に、先頭集団の後ろに行くことを決めた。テレビクルーは左側により、私らは右側を選んだ。

反対側でもやるべきだったのでは? そんなことを言う人は誰もレースに乗ったことがない。

特に変わったことはしていない。そのようなことはレースで100回起こる。

この後、ソーシャルメディアで世界中から非難をうけたことについて。

 

私はこれを20年間行ってきたが、このようなことが起こったことは一度もない。

アラフィリップがマイクに向かって話しており、もう避けられないのを見た。アラフィリップを気の毒に思う。

彼の怪我はひどいが、勝つチャンスもあり、それは本当に私に大きな打撃を与えている。レース後、ソーシャルメディアで世界中の罪をすべて手に入れた。何もできないがとても罪悪感を覚えている。

Eddy Lissensはその場で何度も、アラフィリップに謝罪。チーム関係者とも話をして前向きに対処しているようだ。

モトバイクにライダーが衝突することは、これまでも何度かある。だが、最も重要な場面で起こってしまったことは、とても残念な出来事だ。

 

コメント

  1. Maa より:

    この件でバイクの運転手が叩かれるのは可哀想ですね……

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