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トム・デュムランがUAE Team Emirates – XRGの戦術を痛烈批判 Vismaが5歩先を行っている

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Image credit: chan
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過酷な石畳が連続するパリ〜ルーベにおいて、不測の事態への対応力はレースの勝敗を大きく左右する。

今年のレースにおいて、タデイ・ポガチャルがパンクに見舞われた際のUAE Team Emirates – XRGの対応について、元トッププロ選手のトム・デュムランが厳しい言葉で批判を展開した。

彼はポッドキャスト番組「NOS Cycling」にて、UAEとライバルチームとの戦術面での決定的な差について指摘している。

 

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決定的な瞬間におけるチームメイトの判断の遅れと孤立

 

レースの残り120km、アレンベールの森の20km手前という重要な局面で、タデイ・ポガチャルはパンクに見舞われた。プロトンがすでに分裂し、激しいペースアップが始まっていた状況下でのマシントラブルだった。

ポガチャルは集団の後方へと下がっていったが、3人のチームメイトがいた。さらにアントニオ・モルガドはタデイ・ポガチャルを見ていながらスルー。

 

結果としてポガチャルはニュートラルサポートのバイクを受け取ることを余儀なくされ、さらにチームカーが到着するまで無線もない状態で孤立してしまった。

 

最終的に彼は自身の圧倒的な独走力で集団に復帰し2位でフィニッシュしたが、チームとしての危機管理体制には疑問符がつく結果となった。

トム・デュムランは、昨年のジロでのアイザック・デルトロの件も引き合いに出し、戦術面におけるマネジメントの甘さを指摘している。

 

 

UAEチームの対応について、どのように見ていましたか。

UAEでの出来事には本当に驚いた。ポガチャルはアレンベールの森の20km手前という、レースにおいて非常に悪いタイミングでパンクしたんだ。プロトンはすでに2つに割れていて、全力のレースが始まっていた。そんな時に彼が先頭から遅れることは、問題になると容易にわかるはずだ。

 

マシントラブルの際、周囲にはチームメイトもいたと聞いています。

彼の前にはチームメイトがついていた。彼らはポガチャルがパンクしたのを見ているのに、彼はプロトンの後方へと下がっていった。

後方にはアントニオ・モルガドがいて、映像が残っているが、チームリーダーがパンクして下がっていくというような感じでポガチャルを見ていたんだ。

そこには4人のチームメイトがいたのに、誰一人として彼を助けるために止まらなければとか、ホイールを渡そうと考えなかった。誰もギアを変えようとせず、プロトンに留まっていたよ。

 

結果としてポガチャル選手は、一人で前を追う展開になりましたね。

それは明らかに理想的ではない。彼はプロトンから1分遅れて、誰の助けもない状況に置かれた。第1プロトンでチームメイトがのんびり走っている間、一人で前を全力で追うことになったんだ。見ていて非常に奇妙だった。

 

チームとしての戦術面についてはどのようにお考えですか。

彼らには素晴らしい選手たちがいてレースを支配することができるが、チームマネジメントには創意工夫が欠けているようだ。

今回の対応や、昨年アイザック・デルトロが愚かな形でジロを失ったことを見ればわかる。戦術と戦略の面では、Vismaが5歩先を行っている。

彼らは単純にミスをした。なぜなら、それらの選手たちはただ待つべきだったからだ。フロリアン・フェルメールシュを前方に残しておくことはできただろうが、残りのメンバーはすぐに止まって何ができるかを確認する必要があったんだ。

 

まあ、誰もが思う展開だった。上記のXの動画を見てもタデイ・ポガチャルの前には確か2人だったはず。一人はタデイ・ポガチャルが下がっていくのに追い抜いている。

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