クリス・フルームはツール・ド・フランスの前哨戦として、 クリテリウム・デュ・ドーフィネに出場する。
筋肉トレーニングでついた、上半身の体重を落とすために数週間で2kgダイエットに成功したと述べている。
フルームは、71kgでテネリフェ島でのキャンプに到着し、2kg落として69kgとなった。ツール・ド・フランスまでにはさらに1kg落とす予定だ。
以下のビデオでは、クリス・フルームがダイエットに成功した方法について述べている。
ハードトレーニングの日に減量
クリス・フルームのダイエット方法は結構厳しい。まあ、それほど太っている訳ではなく上半身の腕とか見ていても痩せていると思うほどだけど。
フルームの減量方法は高強度トレーニング終了後、2時間のフラットライディングを行うと言うもの。
高強度トレーニングは、獲得標高5,000mで5分から30分高強度で走る。6時間30分のトレーニングの後に2時間更に走るというのだから凄い。
6時間半のライドで、合計で約2時間強の運動を行った。ライドの終わりの2番目の目的は、脂肪燃焼を目標にして、実際にグリコーゲン貯蔵庫を燃焼すること。
すべてのインターバルが終わると、ライドの最後に基本的に水だけでさらに2時間過ごした。
基本的に、すべてフラットで、疲れていて、空っぽになっているときに、非常に低い強度でさらに 2 時間を押し続ける。
しかし、ここの2,000メートル以上では、まだそれをかなりきつく感じる。
食事について
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フルームは、長いトレーニングライドと同じ日に食べたものについても説明している。
走っている時には、20~30 分ごとに、バナナ、餅、ジェル、エナジーバー、自転車の炭水化物ドリンクなど、より多くの炭水化物を補充する。
つまり、質の高い仕事をしようとしている間、それは完全な炭水化物のオプションで行う。
すべての品質が完了したら、後退し、ちょうどその脂肪燃焼に本当に従事するために、数時間の低炭水化物でライドを終える。
フルームは、1 日で最大 2kg 軽くしたが、そのほとんどは体重や脂肪の減少ではなく、グリコーゲンの貯蔵と水分の減少によるものだと付け加えている。
決して、一気に落としたものではなく数週間の時間をかけて行っている。
長く乗った後、夕食に炭水化物よりも質の良い野菜とタンパク質を食べることに重点を置いているとも言っている。
体重を落として早く走れるかどうかは、わからない。最近では行き過ぎたダイエットにより、精神的に追い込まれているライダーも少なくない。
フルームのダイエットが、 クリテリウム・デュ・ドーフィネに生かされたのかは、走りが証明してくれるだろう。
フルームは、 クリテリウム・デュ・ドーフィネでも結果が出なければ、ひょっとするとツールの不出場というのもあるのだろうか?
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