さすが、世界一を目指すチームだ。
ジロ・デ・イタリア第20ステージが終わった後に、各チームのライダーはバスでホテルに向かう。
ゴールから、少し下ってバスまで行ってから移動が普通だ。今日は峠の道が狭くて各チームのバスは大渋滞に巻き込まれている。
だが、イネオスのライダー達は違う。
渋滞は起こらない
O time da Ineos desceu assim de Aloe Mota:
Pouca mordomia. #Giro #CiclismonaESPN pic.twitter.com/c0DXaBkOwz
— Al Passinho (@AllanAlmeiida) May 29, 2021
なんと、イネオスのライダーはヘリコプターでホテルまで移動。
ヘリコプターには、ダニエル・マルティネス、フィリッポ・ガンナ、エガン・ベルナルが乗っている。他のメンバーは次のヘリコプターで帰るのかな。
まあ、エースとMVPと言って良いダニエル・マルティネス。そして、最終タイムトライヤルで優勝を狙うフィリッポ・ガンナが一番先だということだ。
では、他のチームはどうかというと、こんな感じ。
— Iljo Keisse (@IljoKeisse) May 29, 2021
映像は、Team DSMのニコラス・ロッシュのもの。
チームバスは、シュプリューゲン峠を越えなければならない。だけど、バス1台ずつがカーブで切り返しながら曲がるので、帰りの道は大状態になっている。
さらに下の投稿は、クイックステップのイーリョ・ケイセのもの。後ろには車が列をなして並んでいる。
まあ、こんな所にも、予算が豊富なチームと、そうでないチームとの差が出てしまいますね。
イネオスの場合には、こういった事態も想定して周到に準備しているということでしょう。すべては、勝利のための1%の積み重ねですね。
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