マチュー・ファンデルプールは、ロードシーズンからシクロクロスに乗り換えて現在5連勝を飾っている。
マチュー・ファンデルプールの今シーズンのシクロクロスの最大の目標は世界選手権の連覇。そのために使用しているのは、CANYONのインフライトCF SLXシクロクロスバイクだ。
CANYON インフライトCF SLX
フレームは軽量で940g。Shimano Dura-Ace Di2 R9100は、ファンデルプールに最適なドライブトレインで、狭い間隔のプロ専用の46/39ダブルチェーンリングのセットアップになっている。
インフライトCF SLXの特徴の一つはトップチューブの形。シクロクロス特有のレース途中でバイクを担ぎやすくするためにメイントライアングルのスペースが増やされている。
マチュー・ファンデルプールのバイクには、Shimano Dura-Ace R9100両面パワーメーターを搭載されている。
しかし、レース中はサイクルコンピューターを取り付けていない。レース中もバイクを1~2回バイクを交換しており、パワーデータを収集しているならばスキンスーツの下にポケットデバイスをしのばせているのだろう。
DAクランクセットには保護カバーが付いており、各クランクアームの大部分は、一般的な擦り傷防止保護フィルムで覆われている。
マチュー・ファンデルプールのカスタムペイントには、スキンスーツ、ヘルメット、フレーム。
そして、Selle Italiaは、彼にマッチするレインボーストライプFlite Kit Carbonio Flowサドルを用意した。
CANYONの統合コクピット。ワンピースのハンドルバーにステム。しかし、これはCANYONのインフライトCF SLXに標準装備されている快適さ重視のH31エルゴコックピットではない。
Aeroadバイク用に開発されたH11 Aerocockpitに乗っている。
マチュー・ファンデルプールのスペアバイクは5台。バイクにはナンバーがつけられている。
こちらのバイクには、GPSマウントが装着されている。
マチュー・ファンデルプールは、ナンバー1のバイクを優先してコースの試走。レースでもそのままナンバー1を使用していた。
タボールのワールドカップでは、コースがぬかるんでいたために、レース中にバイクを交換している。この時にはナンバー4に乗り換えてますね。
交換されたバイクは、すぐさま洗浄されて出番を待つことになる。
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