Lotto Soudalのエーススプリンター、カレブ・ユアンが契約延長だ。
これまで、2022年の終わりまで契約があったが、更に2年間追加して2024年末までチームに留まることになる。
チームには総合を狙えるライダーがいないので、スプリンターのカレブ・ユアンが頼みの綱だ。チームはカレブ・ユアンのスプリントトレインを強化するために、BORA-hansgroheからリュディガー・ゼーリッヒを移籍させる。
2年の延長契約
Good news! @CalebEwan extends till the end of 2024. https://t.co/4mYTWvCxjE pic.twitter.com/08csOZl6tq
— Lotto Soudal (@Lotto_Soudal) August 3, 2021
カレブ・ユアンは、2019年にMitchelton-Scottから移籍して以来、ツール・ド・フランスの5勝を始め22レースで勝利している。
ジロ・デ・イタリアでも4勝しており、全てのグランドツアーで勝利を上げているスプリンターだ。
今年は、ジロ・デ・イタリアで2勝をあげたが膝の痛みのためにリタイヤ。
続く、ツール・ド・フランスも第3ステージで鎖骨骨折してリタイヤしてしまう。
今年は、全てのグランドツアーに乗ると宣言しているが、ブエルタでは万全の状態に戻っているだろうか。
ブエルタの勝利数は2015年にOrica GreenEDGEから出場して1勝しているだけ。今年のツールでも勝利を上げられなかったので、是非ブエルタでは勝利を量産したいことだろう。
リュディガー・ゼーリッヒの獲得
リュディガー・ゼーリッヒは、これまでアレクサンダー・クリストフ、サガン、サム・ベネット、パスカル・アッカーマンなどのリードアウトを務めていた。
最近では、フレッシュ・ワロンヌ最終ステージで、ファビオ・ヤコブセンに続いて2位に入るなどスプリントに強いライダーだ。
ロットのスプリントトレインには、
- ジャスパー・デブイスト
- ロジャー・クルーゲ
- フレデリック・フリソン
- ハーリー・スウィーニー
4人がいるが、グランツールではジョン・デゲンコルプなども加わる。更に、リュディガー・ゼーリッヒが加わると厚みが増す。2024年までの2年契約だ。
カレブ・ユアンの勝利に貢献することだろう。
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