ロードバイクの情報を発信しています!

アジアのコロナによる封鎖が自転車購入のチャンスに影響を与え続ける理由

海外情報
Photo by Martin Sanchez on Unsplash
この記事は約3分で読めます。

アジアでの封鎖は自転車のサプライチェーンに影響を及ぼし続けており、ヨーロッパへの自転車の配送がさらに遅れ、地元の店舗の在庫が不足している。

それは日本でも同じ状況だ。バイクはフレームだけではない。各種のパーツが全て揃っていなくては完成品にならない。一つでも欠けたら作れない。

 世界の多くでロックダウンが解除されたが、ベトナムの工場はデルタ株の拡散により再び閉鎖しなければならなくなっている。

 

スポンサーリンク

ベトナムの問題

 

ベトナムの工場は、政府の法令により7月16日から閉鎖されている。これがベトナムでどれくらい続くかはわからない。

このため、以前に伝えられた出荷日を延期している状態。現在、すべての工場が9月15日に再開できるようになるという情報があるる。

だが、停止により、8週間以上の生産が失われている。工場が再開した場合、従業員は工場の敷地内にとどまり、現場で食事と睡眠をとり、PCR検査を受ける必要がある。つまり、プロライダーと同じようにバブルの中で生活することになる。

工場だけでなく、ベトナムでは港が閉鎖されているため、コンテナが滞っている。

主要な自転車輸出国であるカンボジアとの間の出荷は、通常ベトナム経由で行われるため、これらも保留されている。

多くの人は、ロックダウン以降、すぐに100%で再起動できると考えているが、そうではない。すべてが再びフル稼働するまでに1〜2か月かかる。

東南アジアでは早くても11月まで生産が正常に戻ることはないと考えられている。

多くのブランドが報告している問題の1つは、比較的小さな部品が不足しているため、完全なコンポーネントと自転車の出荷が遅れることだ。

 たとえば、ジョッキーホイールのようなものの生産に遅れがあるとしよう。これは、コンポーネントメーカーがリアディレイラーを完成できなかったことを意味する。

さらに言えば、これは、組立工場が自転車を完成させることができないため、ヨーロッパに輸出されないことを意味する。

そのため、地元の店舗に在庫がない。ヨーロッパへの自転車の供給は2023年まで通常に戻らないと考えられている。

だが、それは、コロナが私たちにこれ以上の驚きを投げかけないことを前提としての話だ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました