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ファビオ・アルは小麦アレルギーから復活したのにまたも不調

海外情報
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ファビオ・アル(UAE-TeamEmirates)は2015年にはアスタナに在籍していて、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝。その年のジロ・デ・イタリアでも総合2位となっている実力者。

今後さらに、実力を発揮するかとおもいきや、2016年にUAEに移籍してからは不運がつきまとったかのように実力が発揮できていない。

2018年には、絶不調だった理由がグルテン不耐性(過敏症)とわかった。

ようやく、復調できたかと思っていたら、今度も全く全力が出せない状態が続いていたようだ。

今回、ようやく理由がわかって手術を受けたので本人は安心しているようではあります。

 

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前回の不調の原因はグルテン不耐性

Photo by Peter Feghali on Unsplash

2018年シーズン、ジロ・デ・イタリアでも不調で、検査をした所判明したのが小麦アレルギー。

グルテン不耐性(過敏症)・セリアック病といわれている。

 

グルテンとは

小麦や大麦、ライ麦などの食べ物に含まれている「たんぱく質」のひとつ。

大麦、押し麦、丸麦、ライ麦、そら豆・色々な雑穀・豆類にグルテンは含まれています。

グルテンが含まれる食べ物は主に、パンやピザをはじめとした主食や、ケーキやマフィンなどのスイーツ、その他多くのスナック類やシリアルなど日常のあらゆる食品に含まれています。

 

グルテンフリーとかの用語はなんとなく聞いたことがありますよね。

グルテンを摂取することによって、様々な身体の不調が現れる病気です。

 

グルテン不耐性だった場合の症状は?
  • 腹痛
  • 腹部膨満感
  • 下痢
  • 脂肪便
  • 便秘
  • 鉄欠乏性貧血
  • 栄養失調
  • 神経障害
  • 疲労感
  • 骨や関節の痛み
  • 発達障害(幼児)

あ~、こんだけあったら自転車なんて乗ってらんないですね。

有名なのはテニスのノバク・ジョコビッチ選手がグルテンアレルギーで食事改善によって現在トップ選手になっています。

ジョコビッチの本を読むと、グルテン不耐性やゼリアック病の人の99%の人は、アレルギーであるとは知らずに、食べ続けているそうです。
小麦も昔とは中身が全く違っていて、交配による品種改良を何度も重ねているので注意が必要です。

 

これについて、掘り下げていくと自転車の話題と違ってくるので、ここで終わりますが中には不調の原因がファビオ・アルのようにグルテンである場合もあります。
心配な場合にはアレルギー検査を受けてみると良いと思います。
 

2019年の不調は?

http://translate.googleusercontent.com/translate_c?depth=1&hl=ja&rurl=translate.google.com&sl=auto&sp=nmt4&tl=ja&u=http://www.cyclingnews.com/news/fabio-aru-when-the-iliac-artery-problem-was-diagnosed-i-cried/&xid=25657,15700002,15700021,15700186,15700190,15700253&usg=ALkJrhhqBwsIY9rl9tRK3o7ka5KuuBbQIA

ファビオ・アルの身体の不調は更に続いていたようです。

1間前に、UAEチームは彼に腸骨動脈の狭窄があることが発見されたと発表。アルはGiro d’Italiaに出場出来ないことが明らかになりました。

狭窄は「最大の努力をする時に十分な血液供給」が出来ないのです。

つまり、普通に走っている時には、症状はあまり出なくて、全力を出す時に出せないというのでは中々不調の原因とかわからないですよね。

2018年も満足に走れず、シーズンへの困難なスタートに耐えてきた。

3月の初めにパリ~ニースもリタイヤ。彼は先週カタルーニャのヴォルタでレースに戻ることになっていたが、彼の腸骨動脈の問題のために欠場。

 

自転車に乗って死んだような日があった。私は壊滅的な思いをした。理由が分からなかったので、本当に落ち込んだんだ。

診断を受けているうちに鳥肌がたった。腸骨動脈の問題が診断されたとき、私は泣いた。私がどれだけ苦しんだかを知っているのはほんの少しの人だけだった。

レースでの10位は勝利のように感じました…しかし、10位でフィニッシュするのは私のレースではない。

ファビオ・アルは、バルーンカテーテルを動脈内に埋め込んだ。

1か月は絶対安静のようで、数日間入院。いつレースに戻ることができるかはまだわかっていない。

 

 

近年腸骨動脈手術を受けたライダーには、

  • EF Education FirstのJoe Dombrowski
  • 2014年のロードレース世界チャンピオンでフランスの女性選手Pauline Ferrand-Prévot(SRAM)
  • 2018タイムトライアル世界チャンピオンのAnnemiek van Vleuten(Mitchelton-Scott)

どの選手も、現役で走っている。

決して復帰出来ない訳ではないので、ファビオ・アルの全力の走りを期待したい。

 

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