カレブ・ユアンに変わって2022年シーズン、Lotto SoudalのUCIポイント稼ぎ頭となったアルノー・デリー。(これまでアルノー・デライとしていたけど、他のサイトの表記に合わせることに)
20歳でプロ1年目にして、9勝を上げることに成功した。2022UCIポイントランキング6位というのは素晴らしい成績だ。
アルノー・デリーは、プロカテゴリー2年目のシーズンで、さらに良い結果を残せるか?
2023年シーズンに向けて
20歳のアルノー・デリーは、サイクリング・シーズンに足跡を残したことになる。
そして、このスプリンターは2023年にすでに優勝することが期待されている。Lotto Soudalの期待の星は、今後も成長し続けなければならないことを自覚している。
「そうですね、スプリントでどんどん上達していくしかないですね。ディテールが大事だと思うんです。
レースでは、もしかしたら僕が一番速かったかもしれないが、他のチームと比べると少し経験が不足している。
でも、僕と仲間は長い間一緒に走っていないので、スプリントでもクラシックでも良いグループを作れると思う。
スプリントはポジショニングの芸術であり、200mまでスプリンターを最高の場所に連れて行く方法を知らなければならないからだ。
クラシックの場合、戦略的なポイントがあり、そのポイントで先頭に立つ必要がある。その後は足で稼ぐことになるのだが、戦略的なポイントにうまく配置できなければ、結果を出すことはできない。
だからこそ、もっと頑張らなければならないんだ。フィジカルではなく、ポジショニングが重要なんだ。現代の自転車競技では、ポジショニングが最も重要なことのひとつになっているからね。」
アルノー・デリーは、2023年シーズンにパリ~ルーベ出場も狙っている。2017パリ~ルーベのジュニアレースで7位となっており、石畳も乗りこなしている。
今シーズンの勝利にはワールドツアーレースがない。来シーズンからは、上位のレースで勝利を上げられるかも注目されるポイントだ。
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