ナイロ・キンタナは、2014年のジロ・デ・イタリアのチャンピオン。そして2017年にはトム・デュムランに続いて総合2位となっている相性の良いグランドツールだ。
当初、2022ジロには、アルケア・サムシックからはナイロ・キンタナとワレン・バルギルがジロのメンバーとして選ばれていた。
2022ジロはタイムトライヤルの距離が短いのでクライマーに有利だから当然だと思われていた。
だが、現在はジロのメンバーからナイロ・キンタナは外れている。有利と思われたジロを辞退するとは~。
ナイロ・キンタナが目指すグランドツアーとは
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Qhubeka NextHashの閉鎖により、アルケア・サムシックは思わぬ恩恵を受けた。プロチームランキング2位だったために、今シーズンはすべてのワールドツアーレースに自動的に招待されることになったのだ。
これは、チームにとって朗報で全てのグランドツアーに出場出来ることを意味する。
それを見越していたのわからないが、ワレン・バルギルはジロに出場したいと言っていた。
ワレン・バルギルはジロのメンバーとして、そのまま残っている。これはバルギルにとっては嬉しいニュースで、自身がエースとしてジロに望むことが出来るということだ。
では、ナイロ・キンタナはどうするのか。
これについて、ツール・ド・フランスとブエルタが有力であると言われている。アルケア・サムシックは、フランスのチームなので、ツール・ド・フランスにナイロ・キンタナが出場するのは当然と言っても良いだろう。
その、組み合わせてとしてツールの後に、ブエルタにも出場するというのが有力視されている。
2022ブエルタは、タイトライヤルのステージが中盤で終了する。
タイムライヤルは、第1ステージのチームタイムトライヤル23.3km。第10ステージの個人タイムトライヤル31.1kmとなっている。
当然、第10ステージの個人タイムトライヤルで差がつくのだけど、ここから山岳ステージが始まるので、挽回のチャンスはある。
これが、2021年のブエルタのように、最終ステージが個人タイムトライヤルだとかだと、チャンスが残されていない。なので、精神的にも先にTTがあるほうが良いのではないだろうか。
ただ、大きく差がつくと追いつくのも大変だけど。
ナイロ・キンタナは、2016年にブエルタを制覇している。この年もツール総合3位となった後にブエルタを走っている。
ツールを走った後だと、疲れもあるだろうけど、狙っても良いだろう。
これから、チームの発表があるだろうけど、ジロにはキンタナは出ないことははっきりしている。
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