2019年に3Dプリントしたサドルをデビューして以来、FizikはAntaresモデルでのみテクノロジーを提供してきた。
今回は、新しくショートノズルのArgoモデルのArgo Adaptiveが発表されている。
Fizik Argo Adaptive
ショートノーズサドルはロードバイクでますます人気が高まっている。
特に、アグレッシブなポジションを維持し、サドル前方に長時間乗るのが好きなライダーにとってはなおさらだ。
多いのは、プロロードの個人タイムトライヤルバイクに装着されている例。
理論的には、鼻が短く幅が広いため、サドルに座った時の軟組織への圧力が軽減される。
サドルの形状とアダプティブクッションの両方の目的は、ライダーを所定の位置に固定し、不必要な位置の変化を回避すること。
ラティスクッションは、特定の領域で多かれ少なかれクッションを提供して、さまざまなライディングポジションに適応するように設計できる。
ただ、サドル位置を色々変えたい人もいるので、全員がショートサドルが良いという訳でもない。
Argo Adaptiveは、月末に2つのモデルと2つの幅(140mmと150mm)で利用可能となる。
ArgoAdaptiveR1 139 mm spec
- 長さ:274 mm
- 幅:139mm
- 重量:180 g
- 75mm幅での高さ:58mm
- ノーズから75mm幅までの長さ:148mm
- レール:10×7 mm
カーボンレールのArgoAdaptive R1は299ドル(3万6千円)で、幅に応じて180〜183gの重量。
アルミレールのArgoAdaptive R3は259ドル(約3万2千円)で、重量は217〜220g。
3Dプリントサドルは、FizikとSpecializedの独占技術となっている。多くのブランドが参入できないと価格が更に安くなることは難しいでしょうね。
コメント