ワウト・プルールスはBahrain Victoriousを去るとニュースが一度でた。
う~ん、まさかと思っていたら、一転して残留のニュースが。
これについて、ワウト・プールス自身も驚いたと言っている。また、残留となった理由についても語っているので聞いてみよう。
契約延長しないと発表の理由とは
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Bahrain Victoriousが契約を延長しないと発表した理由は、数ヵ月経った今でもわからないと、ワウト・プルールスは言う。
経営陣が水面下でいろいろと忙しくしているうちに、突然、チームがもう別れを告げてきたんだ。まだ交渉中だと思っていたので、ニュースを見たときは驚いたよ。
本当は、じっくりと興味のあるチームを回りたかったんだ。だけど、結局のところ、チームを変える理由はほとんどなかった。
チームで乗り始めて2年になる。また、毎年変えるのは理想的ではない。Bahrain Victoriousのチームもマシンもとてもいい感じだ。
結局、このメッセージは時期尚早だったようで、プールスとバーレーン・ビクトリアスは最終的に合意に至った。
マーク・パデュンが移籍となったのも、ひょっとしたら関係あるかもしれない。
2年で勝利なし
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チームは2021年に30勝をあげた。チームメイトが勝っている中で、ワウト・プールスはチームのジャージを着て勝っていない。
ワウト・プールスは、2020年にイネオスからBahrain – McLarenに移籍。アシストから解放され、エースとして存分に活躍出来ると思っていたけど。
2020ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナでは総合6位。続くUAEツアーでは総合21位。
そして、迎えたツール・ド・フランスでは初日にあばら骨を骨折したまま走り切った。後半には山岳で前方に位置しており、ランダを助ける場面も見れたけど総合110位でフニッシュ。
逆に、2021ブエルタでは、綜合6位となる。さら今年のツールでは山岳賞狙いに切り替えて走ったが、タデイ・ポガチャルに最後に抜かれてしまい山岳賞2位となる。
過去2シーズンは不運続きだった。昨シーズンのツール・ド・フランスでは、水玉模様のジャージを狙ったのだけど、ポガチャルが邪魔してきた(笑)。
もしあのジャージを獲得していたら、バーレーン・ビクトリアスの時代に輝きを与えることができたのに、非常に残念だ。
2022年の目標
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ワウト・プールスは移籍により、より頻繁に自分のチャンスに乗れるようになった。チームの躍進が、来年の彼の役割にどの程度影響するかは、まだわからない。
チームスカイ時代、プールスはプロトンで最高のクライマーだった時期がある。だが、現在チームでもあまり自分の役割に納得していないようだ。
確かに私の役割は2年前とは少し違うかもしれない。それは、チームが自然に発展しているからだが、これだけ大きなプログラムがあるからこそ、自分の力を発揮し続けることができるんだ。
ブエルタで6位に入れば、ハードなペダリングができるようになる。でも、そのあとはフォロー、フォロー、フォローだ。
使用人としてゴールから5kmまで行くことも多く、比較的休める日もあった。そんなレースのやり方があるんだ。
1週間のステージレースでクラス分けに参加することは可能だが、グランツールでは、おそらく私の役割は違ってくるでしょう。特にビッグツアーでのステージ優勝は、私の願望として非常に高いものとなるだろう。
そして、もちろんできればツール・ド・フランスに出場したい。最新のツール・ド・フランスでの活躍と同じようにね。
グランツールで総合エースとして活躍することは見られないかもしれない。必要な時には、山岳アシスト。チャンスがあれば、ステージ優勝に狙いを絞っていくことが、今後の目標となりそうだ。
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