Israel Start-Up Nationのアレックス・ダウセットは血友病を持った唯一のプロライダー。
アレックス・ダウセットは、2015年に52.937 kmをカバーして当時のアワーレーコードの保持者だった。記録は1か月後にブラットリー・ウィギンズによって破られている。
ダウセットは、昨年アワーレコードに再度チャレンジを表明していたが、コロナのために断念。
1年振りのチャレンジ再開となる。
チャレンジは血友病患者のため
アレックス・ダウセットは、インスタでアワーレコード挑戦について表明
さて、そこまで来たか。ついに実現した。2020年に予定していた挑戦よりも10ヶ月遅れてしまったが、「すべての出来事には理由がある」と言われているし、今回のことが大きな後押しになったと期待している。
私たちはアワーレコード更新に挑戦するが、その目的は変わらず、すべて血友病の名のもとに行われる。
私のチャリティ団体である@littlebleeders_ukと、パートナーである@thehaemophiliasocietyを支援するために走る。
このチャレンジが実現するかどうかは、実は長い間、微妙なところだった。すべてのピースが揃ったと思ったら、またバラバラになってしまうような気がしていたが、ここまで来た。
残り1ヶ月を切った。このイベントを実現してくれたスポンサーの皆様に感謝している。
ファイザー社は、血友病をはじめとする希少疾病への取り組みを通じて、この試みを当初から支援してくれている。
私は自分と密接な関係にあるスポンサーと提携してきたが、今回のスポンサーもそれに近いものがある。
彼らの活動については、近日中に「Haemo Heroes」というアプリで紹介する予定だ。このアプリは、血友病とは何か、それが若者にどのような影響を与えるのかを人々に伝えることを目的としている。
この記録を破ることができれば、信じられないほど素晴らしいことだ。血友病は私を定義するものではなく、私のモチベーションを高めるものなんだ。
血友病を持つアレックス・ダウセットは、落車して出血などすると命の危険性が高い。それでもプロで何年も走っているのは凄いことだ。
更に、アワーレコード挑戦はかなりのハードルだ。アレックス・ダウセットも33歳となっており、ピークはかなり過ぎている。
今回のチャレンジは、マンチェスターではなくて、メキシコの高地で行うので、メリットは大きい。是非、アワーレコードの記録更新をして貰いたい。
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