ゲラント・トーマスは、2018年にツール・ド・フランスを制覇。だが、翌年の2019ツールでは、雪でコースが短縮。エガン・ベルナルが総合優勝。ゲラント・トーマスは総合2位。
2020ジロ・デ・イタリアでの骨盤骨折、2021ツール・ド・フランスでの落車など、ゲラント・トーマスの不運は続いている。
ゲラント・トーマスは、グランドツアーでは2018年から満足した結果は得られていない。
今年で契約が切れるゲラント・トーマスについて新たな移籍先の噂が出ている。その意外なチームとは?
移籍か残留か
Well that wasn’t exactly the plan today but once we’d bought our ticket… 🤦♂️🤣 Enjoyed it though. Always nice to be out front in Belgium, i.e not in the peloton 🤣👍 #huphup #beneluxtour pic.twitter.com/Edjz6WV8Ui
— Geraint Thomas (@GeraintThomas86) September 4, 2021
ゲラント・トーマスは、東京オリンピックロードでも落車。自分の不運を嘆いていた。
ベネルクスツアーでは、第6ステージで逃げも見せたが、次のステージでリタイヤしてしまう。2021年シーズンは、ツールに向けて良いコンデションだった。
カタルーニャで総合3位、ロマンディで総合優勝、ドーフィネ総合3位。万全の態勢で、ツールではプリモッシュ・ログリッチ、タデイ・ポガチャルと戦えるはずだったのだけど。
落車でケガをしては、どうしようもない。
ここにきて、ゲラント・トーマスが移籍先としてオファーを検討しているのは、Team Qhubeka NextHash。
エースのファビオ・アルが2021ブエルタで引退。チームは総合エースを探している。
だが、ゲラント・トーマスのサラリーは500万ユーロ(約6億4千万円)と言われており、財政難のTeam Qhubeka NextHashが支払えるとは思えない。
チームは、8月の給料が一部のスボンサーから支払われていないと言われている。これでは、ゲラント・トーマスを移籍させるような資金は生まれてこないだろう。
最も、有力なのはもう一年イネオスに残留するという話だ。チームは若返りを図っているが、ゲラント・トーマスの経験と総合力の高さはチームでも群を抜いている。
来シーズンには、36歳となるゲラント・トーマス。キャリア終盤を満足いく走りで締めくくりたいはずだ。
もうしばらくすると、2022年シーズンのチームが決定するだろう。
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